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フランスでWWOOF②-学んだ事-

今回のwwoofで学んだ事を書いてみる。

ベジタリアンでエコロジストのママさんウーフーファーとBioに関する知識が豊富のホストの話より。

フランスで売られてるBio製品について。

前回Bioの記事で書いたように出来る範囲でBio製品を買うようにしてる私。
Bio製品って普通の製品に比べて手間がかかるし、大量生産できない分割高なはずなのに、スーパーなんかではお手頃な値段で手に入れる事が出来る。

裏事情を良く理解していない私。
「フランスではどこでも手軽にBio製品を手に入れられる。いいことですね。」とママさんウーファーに言った。

するとママさんウーファー。
「スーパーやBio専門店でも安く売られてる商品には注意しないとだめだよ。特に生産地は必ず確認しないとだめ。だいたい安くで売られているBio商品はフランスから遠い地域が原産のものが多いの。」とのこと。

遠い地域というのは東ヨーロッパやアフリカ、南米、中国など。
こういう地域で作られたBio製品は規制をすり抜けてたり、まったくのだましBioだったりすることもあるそう(それでもABマークが付けられている…!)。
さらに低賃金+劣悪な環境で働かされている労働者によって作りだされてる例もあるそう。

それもこれもフランスの“Bioブーム”によるもの。

何でもはやりというのはビジネスチャンスを作る。

安くで大量に作られた品質の良くない製品がBioという名前で“プラス”のイメージになって、商品棚に並んでいるという事実。

いや~ね、物事を深く知る事って大事だなと改めて思った。

「良い」と言われているもしくは「良い」というイメージだけでBioを取り入れてるのでは、スーパー経営者への協力、もしくは劣悪な環境で働かされている労働者を増やす事になる。

これってBioだけに関わらず、すべての消費生活で言える事。

色んな事に意識を向ける・関心を持つ事の大切さを改めて学んだのでした。

もう一つは便利さについて。

今回のウーフ先ではネットが繋がらんかった。

元々こっちで契約してる携帯も1ヶ月2ユーロと激安のSIMカード。
2時間の無料電話と無制限のMMSのみ。
外でネットが使えんくてたまに不便に思う事もあるけど、なんとかいけてる。

携帯電話の使用に関しては日本にいる時から色々トライしてきた。
5年前にスマホにしてから、かなり携帯の使用時間が増えた。
そんな自分が嫌でアプリは最小限にしたりSNSも辞めてみたり。

でも結局使用してる時間はそんなに減らず、いつのまにかSNSも復活。
こっちにきて外でネット使えない分携帯使う時間は減ってるとは言えども、wifiがあればすぐに繋げるし、家にいるときはよくパソコンの前にいる。

今回のウーフでは10日間完全にネットから離れられた。
自然の中にいたのもあるやろうけど、自分の中の電波のようなものが回復したような気がしたし、色んな事を頭で考えるようになった気がする。

帰って来てからはやっぱりネットから完全に離れるのは難しい…。
それでもネットを使う時間を日々減らしていこうと思うのです。

フランスでは労働法改正に対する抗議デモが続いてる。
その事についてホスト+他のウーファーと話し合った。
主に週末にお店を開ける必要があるのかどうかということについて。

フランスでは主に日曜日は閉まってるお店・スーパーが多い。
これが経済が良くならない一因とされてるそう。
お金作る事ばかり求めてては人の幸せ度が減る&人々は更なる便利さを追求するというのがホストとウーファーの意見。

確かにフランスに来てすぐの時は日曜に買い物できないなんて不便やな~と思ったものです。
だって日本では考えられへんことやから。

他にも電車がよく遅れる、コンビニがない、日本みたいな宅配便がないことに不便やな~と思う事は色々ある。

でもね、それは不便というよりも日本が便利すぎるんやと気付いた。

多分便利さは世界一やと思うけど、更なる便利さを求めて新しい技術を開発し続ける日本。
でもいくら便利でも満足できなくて、心が不幸せな人が多いのはなぜだろう。

きっと便利さで失う大切なものって多くあると思う。
ネットだって意味もなくぼーっと使ってるのでは大事な時間を失ってることになる。

便利な日本を離れてみて、新たに学ぶ事がたくさんあるな~と思うのです。

相変わらず文章にまとまりがない…。
でもいいとしよう。


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