二重が一重になりそうだ。
無事に富士山登山から帰ってまいりましたので、富士山登山記録を◎
お盆休みで一週間まるまる休んだ後、さらに二連休を取るという社会人としてどうなんだという感じになりながらも、木曜日から静岡の御殿場へと向かいました。
父と二人の高速長距離ドライブ久しぶり^^
山口に住んでた時はよく一緒に山口ー大阪間の長距離ドライブしたもんだ。
夕方御殿場についてから、御殿場プレミアムアウトレットに連れてってもらった。
でかい!富士山がドーンと見える!
出張用のテロテロシャツ一枚、激安でGETしましてうろちょろし、
"みくりやうどん"食べてホテルへ。
翌朝朝食を食べて、買い物を済ませてシャトルバス乗り場へ。
空はどんより、予報では曇りのち夕方から雨。
五合目に着いたら霧、霧、濃霧!
ちょっと先も見えない状況でした。そしてかなり涼しい。
今回登ったルートは4ルート中3番人気の須走ルート。
五合目の標高は2,000m。
なぜこのルートにしたかと言うと、
・人が少ない
・6合目まで豊かな緑の中を歩ける
・頂上じゃなくても御来光が見れる
・下りは砂走りができる
スタート地点の標高が低い分、歩く距離が伸びるけど一泊二日ののんびりプランやからいいかなと。
五合目に着いて体を高度にならすため、ストレッチなどをして時間をつぶす。
本には最低一時間はと書いてあったのに、早く行こう早く行こうと言う父。
結局30分ちょっとで歩き始めることに。
この父のせっかちさがのちのちの原因になったのかも…。
ま、わかりませんが。
歩きはじめてすぐ下山者(ほぼ欧米人でびっくり)とすれ違う。
あ~、もう終わって帰ってきたんや~。うらやまし~と思ってる自分。笑
そしてポツポツ音がし始めたと思ったら、雨が降ってきました。
合羽着てる最中に雨が強くなる!
急いでザックカバー取り付けたら、上下左右逆に無理矢理付けたからザックカバーの淵がビリリと破れた…。
はじめての使用やったのに。とほほん
あまり景色を楽しめない中、雨の中をひたすら樹林帯を歩きます。
頂上も見えないし、下に見えるはずの町も見えない・・・。
6合目までコースタイム90分のところを2時間かけて到着。
お昼ご飯を食べてちょっと休憩して、また歩き出す。
6合目で出会った広島~富士山五合目まで自転車、五合目~タイヤを片手に歩く大学生を抜いたり抜かれたりしてたんやけど、
うちの父抜くだびに「しんどそうやな~。ゆっくり頑張りや~。」とか言ってた。
自分もだいぶしんどそうやし、後からまた抜かれたら恥ずかしいのに…。
案の定また抜かされましたがね。笑
彼らは七合目の宿に宿泊だそうで、抜かれ抜かされはそこでおしまい。
そこから宿泊する本七合目の山小屋まで70分のっそりのっそりと。
かな~りゆっくり歩いてるのに標高3000m超えたあたりからかなり息苦しくなる。
そして頭が痛くなる。
これぞ富士山。
父はすっかりばててしまい、出てくる言葉もマイナスなことばかり。
だいぶ疲れてたんだろうね。
18時には夜ごはんも終って、特にすることもなく寝そべる。
さすがは富士山、人が少ないルートを選んでも山小屋は人でいっぱい。
寝るのは父と二人で布団一枚、隣の人ともかなり近距離。
標高が高いのと、狭いところにぎっしり人が詰め入ってるから常に酸欠状態。
父はこっちにどんどん寄ってくるし、ぜんっぜん寝れんかったー(涙)
そして夜中1時頃に山頂に御来光見に行く人々ががっさごそ準備を始める…(涙)
御来光組がいなくなって、スペースが空いてやっとちょっと眠れた。
が、私たちも宿前で御来光を見るために4時半に起床。
ぎりぎりまで宿で待機し、5時頃外に出る。
強風、そしてかなーーーーーり寒い。そこはもう冬でした。
雲が上にも下にももっくもくやったけど、朝やけがすごい綺麗やった。
御来光は無理かな~と思いながら待つこと5分、雲と雲の間からきれーに出てきてくれました太陽さん!
ただの日の出と言えば日の出なんやけど、もう雲海からの日の出っていう光景が神秘的すぎて「あぁぁぁぁ~!生きてて良かったー!」って思った。←おおげさ
「ほらな、ゆったやろ。父さん晴れ男やろ?」と父。
昨日めっちゃびしょぬれなりましたやん…!笑
ともあれ一緒に富士山から御来光を見れてただただ幸せでした*
全然疲れが取れなかった父は無理して降りれんくなってもダメやから、断念して下山することに。
わたしも父と一緒に下山しようかと思ったけど、父の「せっかくやし行けるなら行き。」と言う言葉で頂上を目指すことに。
下山の準備をする父を見ながら登山開始。
父ちゃんが心配なのと一緒に行けない寂しさに涙がでてきた。ぐすん
人も増えてきたし涙を拭いてしゃきしゃき歩きはじめる。
去年から週末のたび登山してたからか、だいぶ体力がついたんだと思う。
標高高いのにも慣れてさくさく歩けた。
あっという間に須走の頂上に到着して、そのまま山頂をぐるりと一周するお鉢めぐりへ。
富士山の火口周りを歩くんやけど、火口は直径約780m。
山はどーーーーんと大きいのに火口は小さいものなんやな~関心。
まぁ、あの形だもんね、火口小さいよね。
でもここが爆発したらすごいことになるんやもんな~と思いながら、噴火する時は誰も山に登ってない時でありますようにと願っておいた。
そして父も待ってるやろうし急ぎ足で下山。
急な斜面を下り続ける。トータル約8時間かかった登りに比べ下りは2時間。
時間は短くても足にかかる負担がすごくってちょっと止まると足がガクガク!
3日経った今でもはげしい筋肉痛が残っております。笑
よく登山する人からは「おもしろくない」と言われる富士山。
登ってみたけど、わたしはスキだ~!
人が多いのはあれやけど、どーんとしてて自然の雄大さそのものを感じられるし、やっぱり日本一は登り甲斐がある。
またいつか登りに行ける機会があれば登りたい☆
父は頂上まで行けんくて悔しがってたけど、去年の大山に引き続き二人の夏山登山の思い出が出来て娘は嬉しいでござんす。
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