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二人目出産レポ

3月7日、無事に元気な女の子を出産しましたー!
ここに出産記録を残しておく。

遡ること3月3日。
この日までに陣痛が来てなかったら二日後、産院で予約を取るよう言われていたので電話して予約。

3月5日、朝から産院へ。
まずエコーをしてべべの状態、羊水の量などを確認。
推定体重は2930g。
モニタリングするものの、陣痛につながりそうな強い張りはなし。
内診してもらうと子宮口は3cm開いてて、べべの頭も結構下がってるとのこと。
もしかしたら陣痛につながるかもという卵膜剥離しようか?と聞かれたので、お願いする。痛みはなし。
日本では予定日近くになったら結構頻繁に行われるらしい。
前回の超過時には提案もされんかったから、フランスには存在しないものやと思ってた。

そしていつ誘発分娩するかの話し合い。
この時担当してもらった助産師さんは翌日3月6日を提案。
前回問題ないと言われたけど、やっぱりちょっとだけ体重の増加率が気になるから早めに出したほうがリスクが少なくて良いとのこと。

私の希望はもうあと2日だけ待ちたい。
でもリスクのことを聞いちゃうと、ちょっと怖くなって間を取って3月7日に決定。

卵膜剥離をしてもらったからか、家に帰ってから下腹部、腰、お尻にずーんとした重い痛みがでてきた。
夜にはお腹もかなり頻繁に張るようになって、これは今晩陣痛くるかも!とかなり期待した。

が、チュンチュン、チュンチュン。
普通に平和な朝を迎えました〜。笑
しかも昨日あった重い痛みはどこへやら状態。

朝からクレープを食べ、ちょっと買い物に行き、

最後の願掛けとして近所をウォーキング。

べべさん、べべさん出ておいで〜。

あ、そうそうこの日、オーストラリアの旧友から出産祝いと坊っちゃんへのプレゼントが届いた。

坊っちゃんが産まれたときも送ってくれた。

かわいい〜♡

話は戻り、結局夜になっても陣痛は来ず、自然に来て欲しかったな〜と思いながらもようやく仕方がないと諦めがついた。
ただ誘発分娩って痛いんかな〜とか明日出産なんやな〜と思うと、緊張して全然寝れない。
前日も陣痛来るかもって構えてたからあんまり寝れてなくて、完全に寝不足のまま出産日を迎えることに、、、。

病院での予約は8時なので6時に起きる。
起きた瞬間お腹にちょっと痛みがあるのき気づく。
子宮と言うより腸の痛み。朝ごはん食べようと思ったら急に便意を感じて、ここからトイレでの攻防戦が始まる。笑

前回の妊娠でもやったけど、後期になるにつれどんどん数値が下がってきてた血小板。
それを補うために一ヶ月前から飲み続けてた鉄剤のせいで、便秘ではないけどずっと微妙〜な便が出続けてたここ最近。
それがこの朝はノンストップと言わんばかりに次から次へと出る!(汚くてごめんなさい笑)
そして下痢になり、トイレから出てはまた入るの繰り返し。
途中なんか違うお腹の痛みも出てきて、これは陣痛だ!と確信する。
下痢じゃない方の痛みはすでに5分間隔。

下痢が止まらず出発するにできない!汗
先にふぁーふぁに坊っちゃんをご近所さん家まで預けに行ってもらい、その間もトイレで格闘。

ちょうどふぁーふぁが家に戻ってくる頃、攻防戦がなんとか終わり、今度は陣痛との戦い。
今思うと最初から中々の強さの陣痛だった。
陣痛が来てないうちに車に乗り込み、産院までの道のりヒーヒー言いながら痛みに耐える。
フランスの街中によくある減速のためのバンプ、陣痛が来てるときにこのバンプを乗り越えるのが痛い痛い!
運転してるふぁーふぁにめっちゃ文句言う。笑
病院に着いたはいいけど、すでに陣痛は2分間隔。
産科に辿り着くまで、ちょっと歩いてはしゃがみ込んで陣痛耐え、またちょっと歩いては陣痛耐え。
日曜日の朝一で窓口開いてない&人もいないので車椅子頼むこともできず。

ようやく産科に着いたのが8時15分頃。
「誘発分娩の予約の方ね〜。え?陣痛来ちゃったの?分娩室空きあったっけ〜?」
「あ、マダムは英語を話すのね。〇〇英語話せる?」
「血圧だけ先にここで測っときましょうかね〜。」
「一人目ですか?あれ、さっき聞いたわ、二人目でしたね〜。」
と陣痛に耐えてる私からしたら、まあ呑気な会話が繰り返される。

でもありがたい事に空きがあって、すぐ分娩室へ。
ファイル確認するからちょっと待っててと言われ、床に座ってただただ陣痛に耐える。
フランスでは陣痛の痛みを数字で表すんやけど、この時の痛みは自分的にはすでに7。
しばらくしたら助産師さんがやって来て、子宮口4cmとのこと。

前回の出産時はこのタイミングでに再度血液検査することになって、それの結果待ちで一時間待たされた。
それが辛かった旨をふぁーふぁが前々日他の助産師さんに伝えておいてくれたから、その時に血液検査済み。
それでも30分くらい麻酔科医の到着を待ったけど。
早く来て〜!おねがーい!いたーい!と言い続けてた。

そしてついに麻酔科医到着!
前回の麻酔科医と違ってめっちゃいい人。
日本のどこから?大阪?いい街だね〜。僕は近畿大学にちょっと行ったことあるんだよ〜。なんて世間話までしてくれた。
陣痛が痛すぎて世間話はいいから、ちゃっちゃっと麻酔入れちゃって下さいとしか思ってなかったけど。笑

この時の痛みはレベル8。
私の言う「イタタタタタタ」が麻酔科医と看護師さんにウケたらしく、言うたび笑われてた。
無事に麻酔の針を入れてもらって、あと10分で効いてくるはずと言ってもらう。
じゃああと5,6回はレベル8の痛みと戦わなあかんのかと計算する。
でも以外と効きが遅くて、追加でモルヒネも打ってもらう。

しばらくするとレベル8の痛みが7に、そして6、5とゆっくりゆっくり下がってきた。
そしていつの間にか痛みレベル2!
二日間寝不足やったから、うたた寝してたほど。

産科は去年の12月に新しい建物に移転したばっかりやからめちゃくちゃキレイ。
Bluetoothのスピーカーもあって、好きな音楽流していいよ〜と言われる。

前回のごぢゃごちゃした分娩室との雰囲気とは全然違う!
そこから約2時間ほどリラックスタイムを過ごしてると、お腹の左上に変な激痛が!
走ったときに起こる横腹痛みたいな、ガスがたまったような痛みでもあった。 
助産師さんにもいまいち何か分からんって言われた。
体を横向きにしたらマシになったけど、べべちゃんが苦しそうとのことでまた仰向け。

体勢変えてもらってるときに、すでに破水してたことが確認される。
この時12時半頃。
何度か破水したか聞かれてたけど、麻酔のせいで気づかなかったっぽい。
子宮口確認すると全開。
ちゃんといきめるか練習しましょうとのこと。
アドバイス通りにちょっとやってみるけど、麻酔がかなり効いてるからかいまいち上手くできない。
でもそのすぐ数分後にもう一人助産師さんが入ってきて、さあ始めましょうと分娩台がお産仕様に変身。

足を開いて次の陣痛で力入れてみてと言われる。
でも麻酔でいつ陣痛が来てるのかすでに分からなくなってた。
助産師さんがモニター見ながら、「今来てるよ!あ、頭もう見えてるわ!」と。
その次の陣痛でさらに頭が出てきたようで、いきまなくて大丈夫とのこと。
頭触る?と言われてお股に手を伸ばすとねっとりした髪の毛がー!思わず「ひゃー!」と言ってしまった笑

そこからもう一回の陣痛の波に乗ってあっという間にするんと出てきたー!
勝手に出てくることなんてあるんやと驚きでいっぱいと共に、感動!そして再びあまりの速さに驚きすぎて呆然。笑
ちょっと泣いたあとそのままぽんっと胸の上に置かれたけど、どこからか持ってきた濡れた人形じゃ?なんて思っちゃうほど呆然としてた私。

その後ふぁーふぁがへその緒を切り、べべさん処置してもらってる間も、ふぁーふぁに「ほんまに私のお腹から出てきてた?」と確認してた笑

その後見せて欲しいとお願いしてた胎盤をじっくり見せてもらったり、会陰の処置をしてもらったり、べべさんを胸の上に乗せたままのんびり過ごす。

前回のお産時はお産開始とともに5,6人ほどざっとやってきて、かなり慌ただしい感じやったけど、今回は助産師さん二人だけでとにかくリラックスした感じの中のお産だった。
リラックスしすぎてこんな楽なお産でいいんでしょうか?と誰かに問いかけたくなった笑

いや〜、無痛じゃない普通分娩を経験したすべての人に尊敬の念しかないね。
レベル8以上の痛みを、長時間耐えるなんて私には絶対無理だー!

ちなみにサイズはエコーで3000gいかない小さめと何度も言われてたけど、3275gと坊っちゃん(3360g)とぼほほぼ同じでした〜。

時系列でおさらい、お産レポ。
6:00 起床
6:30 トイレでの攻防戦開始
7:30 本格的な陣痛開始
8:15 産院到着
9:30 麻酔処置
10:00 リラックスタイムに突入
12:30 子宮口全開
12:41 誕生

坊っちゃんの時は
14:00 破水
15:00 本格的な陣痛開始
17:00 麻酔
18:30 リラックスタイムに突入
19:03 誕生

二人とも中々のスピード出産。
そして二人とも促進剤入れる直前のギリギリになってエンジン全開。笑
マイペースなのかせっかちなのか、、、面白い経験を二人ともありがとう。

以上、二人目の出産レポでした。

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