はじめての滞在許可書

先週の金曜日、OFII(移民局)からの呼び出し日だったので、行ってきましたよ。

パリから南へちょこっと出たMontrougeという町へ。
家からちょうど一時間ほど。

13:00集合で早めに12:45分頃に到着。
待ってる人がちらほら。
13:05くらいにドアがあき、郵送で送られた書類を見せ、簡単な荷物チェックをして中に入る。

中の受付でパスポートを見せ本人確認をしてもらい、上の階に。
また同じ書類を見せて、電話番号を伝えて席に座る。
順番待ちしてる間にすらすらと言えるように電話番号を頭の中で復唱したにもかかわらず、スローペースでなんとか伝える。笑

10分ほど待ってると女性職員が現れ、今日の流れや今後の予定について説明。

きっと優しいフランス語を使ってくれてて、なおかつゆっくり話してくれるので70%くらいは理解できた。

おもしろかったのが「oui,oui, ça va,ça va」と答えてたインド系の男性が、女性職員がいなくなった途、端隣に座ってる人に英語で「何言ってたか全然わからん」と言ってたこと。笑

その後20分間フランス語の筆記テスト。
文字と写真を照らし合わせるかなり簡単なものから始まり、最後は友達に「電車のトラブルで到達遅れます」というメッセージを書くというもの。
電車のトラブル、フランスのあるあるすぎて笑ってしまった。

テストはA1(初級)レベルあるかをチェックするものと聞いてたから、家出る直前に去年習ったことちょっとだけ復習して行ったけど(かなり忘れてた…)、テストはほとんどが選択するだけの簡単なものでした。

テストはすぐに採点され、名前順に個人面接開始。

結婚する時に悩みに悩み、夫婦別姓を選んだ私。
日本語でもアルファベットでもほぼ最後のYの苗字の持ち主です。
小学生の時に始まった名前順健康診断のように、最後の最後まで待たされることになり、ちょっとだけ名前変えたら良かったかな？と思ったのでした。笑

10人ほどいたメンバーが一人また一人と少なくなってゆき、私と隣の隣に座っていた女性だけになったときに、その女性が「長いね～」と話しかけてくれたので「かなり長いね～」と応え、話し始める。

「パリに来てどのくらい？」と女性。

「パリには住んでなくて、知ってるかわからないけど◯◯って街に住んでます。」と私。

「私も！」と女性。

フランス語で話してたけど思わず「Really!?!?」と英語で言ってしまった笑

それから彼女が先に呼ばれるまで色々話し、電話番号を交換した。

名前最後の方で良かった！窓辺がいいなと彼女の近くの席を選んで良かった！

自分ついてる！と国籍は違えど同じ街に住む、同じ境遇の人に出会えたことが嬉しくて、こんなことを思ってました。笑

フランス語の試験やら、個人面接があることに、朝から妙に緊張してお腹を壊し、弱気になってたのに一転してルンルンになる自分ってほんと単純だなと思った。

あと想像と違って職員の人達がみなさん優しくて、拙いフランス語を褒めてくれもした。

久しぶりにまたフランス語がんばろ！と思えたよね(←またまた単純なやつ笑)。

A2レベルない人は強制的に語学学校に行かされると思ってたけど、制度が変わったみたいでA1レベルない人は必須。
あとは10年ビザ取るまでにA2レベルまでにしといて下さいとのこと。
無料の学校に通うには個別で申し込む必要があるそう。

この日の個人面接で聞かれた事は、
名前、生年月日、出身地、現住所、最終学歴、職歴、フランス語をどこで勉強したか。
保険には入っているか、運転免許はもってるかなどなど。

事前にネットで取得した情報とほぼ一緒だった。
フランスでの手続き系は他人さまのブログに助けられることがほんと多い。
みなさま有益な情報をありがとうございます。

その後健康診断を受ける。
身長、体重、視力、血圧の測定とレントゲン写真。
あとはワクチンの接種歴や、生理不順とかないかを聞かれた。
ここではみなさん英語で話しかけてくれたので、英語で答えた。

面談してくれた女性の部屋に戻り、無事に滞在許可書をパスポートに貼ってもらいました。

あとは来週二日間、市民講座を受ければ来年の滞在許可書の手続きに必要な書類が揃うとのこと。
二日間とも朝9：00-17：00まであるそう。ひょえ～。

居眠りしないようにがんばろう！