2017年11月30日木曜日

コウノドリ

友達におすすめされて今年の春に日本のドラマ「コウノドリ」をふぁーふぁと一緒に観た。

評判通りに良いドラマで、今秋から始まった第二弾もふぁーふぁと一緒に鑑賞してる。

ただ英語字幕がアップロードされるのを待たないとだめなので、日本より2~3週遅れてる。

最近見た第五話の死産のやつ、悲しすぎた~...(´;ω;`)

私は妊娠してから初期の頃は流産を、安定期に入ってからは死産を常に心配している。
不安がってばっかでは仕方がないし、赤ちゃんにも悪影響だろうけど、昔から最悪な事を常に想定しておいて、現実にはそれを避けるというのが自分にとってのおまじないのようなものになってる。

始まりは小学生の頃。
同級生の男の子が授業中に呼び出されておばあちゃんが亡くなったから早退するとの事。
それを聞いて大のおばあちゃん子やった私は、自分のおばあちゃんが亡くなって授業中に呼び出されるという最悪なシチュエーションを妄想しては、嫌だ嫌だ!と自分の妄想を他撤回するの繰り返し。

妄想通りになることはなく、いつの間にか現実に起こらないように最悪な事を妄想するようになった。
同時にどんなに良い事を妄想しても、現実には起こらないということも学んだけど。笑

と、話はずれてしまったけどドラマ「コウノドリ」でもよく聞く"出産は奇跡だ"と言う言葉の通り、最後の最後までほんと何があるかわからないんだろなと未知の世界に不安な日々です。

日本で買ってきたばあちゃん助産師さんの本「大丈夫やで」。

妊娠中の不安と言うよりも、お産~出産後に向けての不安にいいなと言う言葉が書かれてて、タイトル通り「大丈夫やで」と言ってもらったような気になる本。

お産は自然の力と赤ちゃんの力を信じるのみと書いてあって、妊娠から出産にかけてももう赤ちゃん自身が運命握ってるんやな~と思った。

もちろん母体側がしてはいけないこと、気を付けないといけない事を守った上での話だけど。

そしてこの本を読んで、日本にいたら助産院で産みたかったな~とも思った。
今まではフランス、無痛分娩、ラッキー!と思っていたけど、痛めて産みたいと言うより自然に産むのもいいな~と。

明日で妊娠7カ月。
日本やと二週間に一回の検診になるそうで、その情報を見てしまったがためにまたまた不安になってしまった…。

母に言われた「なるようになる」をいつも頭の片隅に入れて、不安になってはその言葉で自分をなだめる日々です。

2017年11月29日水曜日

栗ご飯と手芸

昨日栗ご飯を炊いた。
今年は栗拾いの時期に日本に帰ってしまっていたので、八百屋さんで買ったもの。

日本から持ち帰ってきた岐阜県産のもち米を混ぜて炊いたら、おいしくておいしくてお茶碗二杯分食べてしまった。

そして今日のお昼ご飯にも。

ただ毎度栗の皮むきはかなり面倒で、途中何度も心が折れそうになる。
でも無心になって剥いてる時に「あ、これぞ丁寧な暮らしって感じ」と思ったり。

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日本にいた三週間、母とモチーフブランケット(おくるみ)作りを頑張っていた。

うちの母は料理、手芸が得意なのに日本にいた時は手伝いなど全然せず、もったいないことに今までほとんど何も受け継がずにやってきた。

でも今回の日本滞在でかぎ編みを教えてもらってきた。
昔一度教えてくれようとしたこともあったけど、ちんぷんかんぷんですぐに投げ出した過去あり。

私はそこまで器用な方ではないけど、手芸は昔から結構好きでビーズモチーフ、ミサンガ、羊毛フェルト、ヘンプアクセサリー、今年に入ってからは刺し子なんかをちょこちょこやってきた。
フランスでもたまに電車で編み物してる人を見てはいいな~と思ってたので、再挑戦することに。

かぎ編みモチーフの定番と言われるグラニースクエア。
これをひたすら毎日作って、糸の始末をしての繰り返し。

最終的に111枚作って、最後に繋げて完成~!

母の方が作るスピードが速くて、7割くらいは母の頑張りによるものやけど、母娘の共同制作品^^

フランスに帰ってきてからは日本で買ったアクリル毛糸で作りたかったものを。

ひたすらまっすぐ編んで、、、

たら~ん!
クイックルワイパー用エコモップ。

専用の紙のようにごみをキャッチしたら離さないってことはなくて、段差があったらちょっとゴミ置いてきちゃうけど、中々良いのです!

私がいない間放置されていたであろうベッドの下をスイスイやってみると、、、

ほこり、ばばーん!

でも上から掃除機で吸うと、

元通り\(^^)/

水ぶきもできるし、まるごと手洗い出来ちゃうしかなり気に入った。

我が家の掃除機なかなか重くって、妊娠してから掃除機かけるたびに腰痛になってたけど、これを使いだしてから掃除機の回数も減らせたし、掃除しようって意気込まずにスイスイ掃除できちゃうスグレモノ。

替え用にリング編みでもじゃもじゃモップも作ってみたいな。

それと日本で買ってきたダブルガーゼで初めてのスタイ作り。


日本にいた時は性別が分かってなかったからどっちでもいけそうなこの布しか買えなかったのが残念。

こっちではガーゼ布がなくて、先週手芸屋さんでコットン、リネン、タオル地を少し買ったけど、やっぱふわふわ感がないな~。

そしてそして、やっぱミシン欲しいなーーーーー!

ふぁーふぁには年に数回しか使わんやん&いつか日本に行くかも(←最近これを理由に色々却下される...。)ということで却下された。ふえーん!

ちくちく地道に頑張ろうっと。

2017年11月24日金曜日

どんより冬に花

寒くて暗くて長~いどんより冬がやってくる。

そんな冬景色を少しでも明るくするために、花を買ってもらった。

パンジーとガーデンシクラメンとプリムラ。

後方にドーンと写ってるのは夏の間にだいぶ成長したタイム。
ミニトマトを育てていた大きめの鉢にお引越し。

花を植える前に秋に終わってしまって放置していた朝顔やらきゅうりのつるや土の処分。
が、小さなバルコニーで作業するのは中々大変。
最後の掃除もかなり大変。


でもなんとか終えて、バルコニーが可愛くなりました~。
毎朝シャッターを開けるたびに癒される。

春から夏にかけては収穫出来るものばかり植えてたけど、やっぱり花はいいもんだな~。
実家は昔から植物で溢れてて、だから身近に植物があると落ち着くのかも。


寒くなってきたからか、妊娠しているからか、最近食欲が超旺盛で困ってる。
日本から帰ってきて二週間、生活リズムを正すためにほぼふぁーふぁと同じ時間に起きて、同じ時間もしくはふぁーふぁより早く寝るようにしている。

だいたい6時半~7時に起床して11時頃に寝る。
ただね、朝早く起きてなんだかんだして時間を過ごすんやけど、お昼ご飯までの時間が待ち遠しくて仕方がない…。

何度も時計をチェックしては12時はまだかと待ち望む。
まるで餌のことしか頭にない動物。

それまでにちょこちょこつまんだりもするけど、とにかくお昼ご飯が食べたい。
お昼になっていざパスタやらご飯やらを食べる。
楽しみはあっという間に終わってしまい、まだ食べたい欲が残っているから困りもん。
朝と夜はそんなことないのに、とにかくお昼にいっぱい食べたい病。
どうしたもんかな。

この食欲大爆発のせいで、今回日本からはそんなに食料を持ち帰ってないのに、持ち帰った食料があっという間に消え去ってゆく。
あ~あ~あ~。

体重の事は何も言われてないけど、やっぱり体重の増えすぎは避けないとやし、この食欲なんとかせねば。
でも思ったんやけどこの時期の妊婦ってちょっと体重管理においては不利な気がする。

秋冬にかけて食べ蓄えたいのは自然現象。
これから出産に向けて定期的に運動しないとやけど、外はどんどん寒くなってゆく…。

まあでも暑い時期にお腹大きいのは、それはそれで大変なんだろうな。

とにかく食欲を抑えるなり、運動増やすなりがんばろ。。。

2017年11月21日火曜日

フランスで妊娠⑧22週目のエコーと性別判明

11/17

前回のエコーから早二ヵ月、待ちに待った第二回目のエコーです。

いつもと同じ金髪美人の先生。いつもはフランス語オンリーなのだけど、今日はちょこちょこ英語を挟んでくれた。

脳や心臓、腎臓などの臓器や顔のパーツ~手足の指までを細かくチェック。

中々先生の見たい所を見せてくれなくて、今回もぐりぐりされまくり。
結構痛いしこしょばいし、我が子よ動け~と心の中で祈ってた。

結局先生もお手上げで一旦中止して、ちょっと外歩いて赤ちゃん回転させてきてと言われる。

ブラブラ歩いたり、ジャンプしたり、腰ひねったりして戻ってみると、回転しててくれた~!

気になる性別は、、、


シンボルがくっきり、男の子でした~\^^/
先生は最初garçonと打っていたのだけど、途中で消してBOYと書いてくれた。

初めてエコーを見た時になぜかふぁーふぁが男の子っぽいと言ってから、私もなんとなくそんな気がしていたのです。

その後思いつく名前は男の子のものばっかりだし、エコーで男の子と発覚する夢は見るし、日本に一時帰国中会った友達みんなに男の子っぽいって予想されるし、これで女の子やったら、男っぽい女の子になっちゃうんじゃないかと心配までしてた。笑

けれどもやっぱり男の子だった~!

あ、あと中国式&ブラジル式産み分けカレンダーってのがあるんやけど、それもどっちも男の子だった。

あと母が編んでくれてた帽子、性別まだ分かってないのになぜか水色で作ろうと思った母。

さらに、高校生の頃オーストラリアに留学中、ホストマザーが昔から伝わるコインの占いみたいなのをしてくれたのやけど、その時に男の子二人産むわねと言われたのを密かにずっと信じていたのです。

男の子も女の子もどっちも欲しいけど、こんなに周りから男の子男の子と言われて男の子だったのでなんだかほっとした感じ。

義姉二人が一昨年、昨年と続けて男の子を産んだので、三人目の男の子。

クリスマスはまた義母&義姉ファミリーと過ごす予定なんやけど、その時にお下がりいっぱいもらえるそうで嬉しいな~。

三回目のエコーは2ヶ月ちょっと先とこれまただいぶ先です。

総合病院でこれからは産婦人科医(近所で行ってた)より、助産師さんにフォローアップしてもらった方がいいと言われたので、助産師さんを探す事に。

産婦人科の先生は英語が話せて自分でコミュニケーション取れるとやっぱり安心できるので、英語のできる助産師さんが見つかるといいのだけど。。。

フランスで妊娠⑦一時帰国の長距離フライト

妊娠17週5日(5ヶ月)~21週1日(6ヶ月)の期間、日本に一時帰国した。

特に帰る必要はないな~と思いながらも、次いつ帰れるかわからない&とにかく日本の美味しいもの(特にこっちでは食べられない寿司!)をたらふく食べたかったので帰国する事に。

産婦人科の先生には軽く「Bon Voyage~♪」と言われただけだったので、ちょっと心配やった日本までの長距離フライト。

いつもは安いのでオランダもしくはフィンランド経由の乗り継ぎ便に乗るけど、今回は楽さを第一に考えパリー関空直行便のエールフランス。
チケットはオフシーズン&平日出発で最安値で買えた^^

平日出発やとふぁーふぁに送ってもらえへんからタクシーかUberかな~と考えていたけど、さらに楽さを追求し、前日の夜にふぁーふぁに送ってもらい空港近くのホテルに宿泊することに。

長距離フライトってフライト時間が長いのはもちろん、空港までの移動時間やら空港での待ち時間がプラスされてトータルがかなりの時間になってしまう。
今回は結構ぎりぎりまでホテルでゆっくりごろごろできて、かなり快適だった。
空港までの車の渋滞や電車のトラブル(←フランス超あるある)の心配をしなくていいのもグッド。

今回はオフシーズンと思ったけど、行きはほぼ満席、帰りは満席だった。
行きも帰りも7~8割はフランス人でそのほとんどは定年退職後らしきご夫婦ばかり。
紅葉を見に行こうツアーなのかな?と勝手に想像。

行きも帰りも全く同じ、キャビン一番後ろの通路側席を取った。
座席を最初から最後まで倒していても気にならないし、人の目気にせず頻繁に立ち上がれるのでとても良い。

行きはラッキーな事に隣の方が移動したのでさらに良かった。

妊婦はむくみやすいと言われたので、とにかく水分をしっかり取って、頻繁に立ち上がっては後ろをうろうろした。

いつも飛行機では寝れない人なので、起きてうろちょろするのは全然苦じゃなかった。
ただ、後ろって色んなジュースやらお菓子が置いてあって、うろちょろするたびに何かつまんではただのデブな人になっていた。苦笑

特に帰りの便は日本発なので魅力的ものがいっぱい。

超あつかましくいっぱい取ってきた。
もちろん一通り食べた後で・・・。爆

もみじ饅頭置いてるの初めて見たけど、広島行ってないのに食べられるなんて嬉しいな~。

帰りは行きよりもお腹が大きくなって疲れやすくなったからか、行きよりも疲れた。
靴下タイプのメディキュットを履いたら、足は全然むくまず!

帰りのスーツケースは23kgとかなり重かったので、近くのムッシューに「取ってくれますか?」とお願いしたら、快く引き受けてくれた。

そして到着日は週末だったのでふぁーふぁに迎えに来てもらい、これまた楽ちん。

妊婦じゃなくても疲れる長時間フライトはやっぱり大変やけど、日本でお腹も心も満たされたので帰って良かったな~と思ったのでした。

フランスで妊娠⑥産婦人科二回目

10/5

さてさて明日で妊娠16週、安定期とよばれる期間に入ります。
最近は便秘に悩まされておりまして、それに伴って尾てい骨が痛い…。
マグネシウムが豊富な超硬水Heparを積極的に飲むようにしても、効かない。

今日は月に一度の近所の産婦人科へ。
便秘のことを相談すると、オススメされたのは食物繊維を多く含んだ食べ物を食べる事。
一応妊婦でも飲める便秘薬の処方箋もくれたけど、この先生はできるだけ薬やサプリに頼らずいくのが良いと考えてらっしゃる印象。

レンズ豆、いんげん、ひよこ豆、オレンジ、パイナップル、プルーン、皮つきりんごをおすすめされた。

りんご以外、最近全然摂取していなかったものばかり。
そういえば父はいつもはじき豆食べながら便秘にいいんやでと言っていた。やっぱり豆食べなあかんね。

この日は腹部の触診と血圧・体重測定のみ。

つわりらしいつわりはなかったものの夏に2キロ減量してた分はすっかり戻り、さらにプラス1キロ。
私の母は妊娠中太りすぎて、妊娠中毒症になったらしいので気を付けないと。

この日先生が赤ちゃんの心音を聞かせてくれて、聞いた時「わぁ~!」と嬉しい反応をしてみたのだけど、実は自分で心音機買ってほぼ毎日聞いてるって言うね。笑

エコーまでの期間が長すぎて、胎動を感じるのもまだまだ先で、不安が募るばかりだったのでギターと同じく自分の誕生日プレゼントとしてエンジェルサウンドを買った。


日本で販売されてるものと全く同じなんやけど、なぜかこっちのAmazonでは半額くらいで買えた。

先生に日本行きを考えてるんですがと聞いてみると、「飛行機では水分を多く取ってれば大丈夫!Bon Voyage~\(^o^)/楽しんできて。」とだけ言われた。

友達は着圧ソックス処方されたと言っていたけど、私の場合特になにもなし。

長時間不安ではあるけど、いっぱい飲んで頻繁に機内をうろうろしようと思う。

次の病院の予約は日本から帰ってきた後、総合病院での22週のエコー。
この時に性別がわかるはず!楽しみだ~。

フランスで妊娠⑤12週目のエコーとダウン症検査

9/15

前回近所の産婦人科で検査した子宮頸がんの検査、結果は異状なしでした。ほっ。

前回の記事を書いてから二週間、今日は総合病院での初回エコー(前回のはおまけのようなもの)。

一か月前にエコーで心音を聞いてから、本当に赤ちゃん生きてるのだろうかと不安な日々を過ごしていた。

と言いつつもつわりがほとんどないことをよい事に、よく外出したり、母とスイスでがっつりハイキングしたりしてたのだけど。

まだ日があるうちはエコー楽しみだな~なんて思ってたけど、近づくにつれて赤ちゃんの心音止まってたらどうしよう…とか不吉な事ばかり考えてしまい、三日くらい前からは浅い眠りばかりでこれまた不吉な夢ばかり見ていた。

前日にはストレスでお腹を壊し、寝苦しい一夜を過ごす。苦笑

エコーをし始めて、一番最初に心音を聞かせてもらった時は、ほっとしてやっと体の力が抜けた気がした。

一か月前は約2センチだったのが、約7センチになっていて、手足を動かしたりくるっと回ってみたりとすごい活発に動いてた。

 もう自分の指を吸い始めているらしい。

 ちゃんと指5本

 脚

 正面、エイリアンにしか見えない・・・。

サイズから12週3日→13週へと修正された。
でもこの計算やと生理終わって一週間で妊娠したことになるので、ちょっと疑問。

この日はダウン症かどうかの検査をするために、首の後ろのむくみを計測。

が、なかなかいいポジションに動いてくれなくて先生大苦戦。

エコーの機械で「え、こんなことして赤ちゃん大丈夫ですか?」ってくらいおもいっきりグイグイ押されて、お腹を揺するためにグリグリされた。

いや~、痛かった・・・。

なんとか計れて「標準くらいだから大丈夫でしょう、でも血液検査の結果見ないとなんとも言えません。」とのこと。

この日は病院行く前に毎月のトキソプラゾマの血液検査と尿検査をしにラボへ行ったのやけど、結局ダウン症の検査のために病院でもう一度採血する事に。

採血パラダイス/(^o^)\

結果は問題があれば来週の金曜日までに連絡しますとのこと。
期日の日までに連絡は来なかったので、問題はなさそう。

次のエコーは二ヵ月後とだいぶ先。
胎動を感じ始められるのもまだ一ヶ月以上先。
心配性は心配しないでおこうと思っても治らんから、やっぱり心音機を買おうかな...?

2017年11月19日日曜日

フランスで妊娠④トキソ検査と産婦人科一回目

8/31

トキソプラズマの検査結果は陰性でした。
日本は衛生状態が非常に良く、そんなに生肉を食べる習慣もないので日本人の感染率はかなり低いそう。
一方フランスはトキソプラズマに感染しやすい食文化、衛生状態が良くない国と言っても過言ではないほど…。

妊娠していない時に感染する分には全然問題ないのだけど、妊娠中に感染すると胎児に障害が出てしまうなどとても危険な菌なのです。

そんなわけで陰性と診断されると、出産するまで毎月の血液検査が義務になり、いろんな制限が。

・肉は赤身が残っていない、しっかりと火が通ったもののみを食べる
・生ハム、サラミ、パテなどは食べてはいけない
・生で食べる野菜、果物はとにかく念入りに洗う(外食などでは避ける)
・生卵、半熟玉子は食べない
・素手でガーデニングしない
・猫のフンには触らない

それにプラスして食中毒の面から、
・生魚
・スモークサーモン、スモークハム
・カニカマ
・貝類
・ハードチーズ以外のチーズ

ホルモンの影響面から、
・大豆製品は控えめに

などなど。

家で自炊して食べる分にはあまり支障ないかなと言う感じやけど、外食しようとすると食べられるものが結構限られる…。

8月は友達と母が日本から来ていて数回が外食したけれど、付け合わせのサラダは怖くて食べられないし、一度普通に食べてしまったけどガレットに入ってる卵は大抵半熟だし、お肉は生焼けやと怖いし、、、と全然楽しめない(・_・)

でも妊娠してからいつも以上に日本食が食べたくって、今後パリで外食はする時は日本食でいこうと思っております。

と言ってもやっぱり外食はできるだけ避けるべきだな~。

実は妊娠6週目ごろ、パリのうどん屋さんで外食した後、食あたりになってしまった…。

ずっと行きたかったパリで有名なうどん屋。
並んでまで、私は天ぷらうどんふぁーふぁは天丼を食べて幸せだったのに。
家に帰って激しい腹痛~全部リバース…。

なんとこれどっちも各20ユーロ(約2600円)という高級うどん。
せっかくふぁーふぁが連れて行ってくれたのにと悲しくなると共に、よくよく思えば値段の割にうどんとしてはまあまあだったよな~、エビの衣はすぐ外れて食べにくかったし、天丼もご飯少ないし具材もそんないい物入ってなかったよな~、挙句の果てに食あたりだよ!とお店に対する不満がふつふつと。笑

多分もう行く事はない、、、。

ちょっと話がぶれてしまった。。。

妊娠が発覚してすぐに予約を取った近所の産婦人科の診察日が、昨日やっときました~。
1ヶ月も待ったよ~。とほほ

総合病院で撮ってもらったエコーや今までの血液検査の結果を持って行った。

先生は女性でなんと英語の話せる方!
「英語の方がいい?」と先生から言って下さった。
いや~、自分でコミュニケーションが取れる事の嬉しさよ。

この日はエコーなし。というよりもエコーの機械はない。
血液検査と同じように、エコーはエコーをするための場所へ行くのが普通の模様。

この日は子宮口の状態チェック、子宮頸がん検査、乳房検査などをしてもらった。

カーテンの仕切りなど一切ないところで上下すっぽんぽんになり、診察台の上で自らぱかーんと足を広げておりました。笑

ありがたいことに先生とはコミュニケ―ションが取れるので、ふぁーふぁには一時退室してもらった。

日本で産婦人科の診察に行ったのは一回しかないけれど、自分的にはカーテンない方が安心&リラックスできた。
先生が何をしててどこを見てるか分かるからかな。

子宮頸がん検査は任意と言われた。
私は去年日本で受けたのやけど、フランスでは普通二年連続で受けて、問題がなければ三年後と言うのを聞いて、お願いすることにした。

いや~、日本でもフランスでやっても不快なものは不快ですね~。苦笑
でもちょっと辛抱すればいいだけなので、我慢我慢。

結果は後日郵送でやってくるそう。良い結果でありますように。

さて、次は二週間後の総合病院でのエコーです。
これで問題がなければ正式な妊娠となるそう。

今はまだ母にしか言ってないけど、このエコーが終われば他の家族にも伝えようと思う。

無事に育ってくれていますように。

フランスで妊娠③心拍確認

8/17

血液検査で妊娠が分かってすぐ、ふぁーふぁに近所の産婦人科へ予約を取ってもらった。

混んでいるようで初診の予約が取れたのは、一ヶ月ちょっと先の10週になる頃。

日本では5週で胎のう確認、6周で心拍確認する人が多いとの事。
初診までの1ヶ月そわそわしないとだめなのか、万が一子宮外妊娠やったらどうなるんだ!?と不安がいっぱい。

「血液検査で妊娠が分かったら、赤ちゃんを産む病院を決めて予約しないとすぐ埋まっちゃう」と最初に行ったドクターに言われてたので、ネットから予約する。

病院はそんなに調べることなく、学校のクラスメートのインド人におすすめされた隣町の総合病院。
ご近所に住む日本人女性もそこで産んで普通だったと言ってはったので、悪くはないだろうと即決。
健康保険がまだ出来上がってなくて、ふぁーふぁの入ってる任意保険にはまだまだ加入できそうじゃなかったので、私立ではなく公立の病院です。

ネットで予約して数日後ふぁーふぁに電話が。

「予定日を正確に決めるためにまずエコーを受けに来て下さい。」とのこと。

そんなわけで産婦人科の初診の前に、総合病院へエコーを受けに行く事に。

産む病院を決めたと言っているけど、この時点ではまだフランスで産むのか日本で産むのか悩み中。

この日はアプリによると7週6日。

予約の時間より早く行ったけど、結局予約時間から約50分ほど待つ…。
総合病院ってそんなものなのかも。

最終生理日や今までにかかった病気などを聞かれた後に診療台へ。

ズボンを骨盤下まで下げ、冷たいジェルを塗られ早速エコー。
結構ぐいぐい押されて痛かった。

すぐに胎のうが見え、さらにぐいっと押されてお医者さんが「中に何かいるわね。」と一言。

おぉー!お豆さんみたいな頭の大きな赤ちゃんが写っておりました。

そして小さな小さな心臓がバックバック動いてて、音を聞かせてもらうとすごい速さ。
1分間に170回だそうで私の約2倍。
今後週数が進むにつれて、心拍数は落ち着いてくるそう。

胎児の大きさから8週2日とアプリで見てた日+2日になった。

前回の血液検査でトキソプラズマの項目を忘れ去られてたので、ラボへ行く指示書をもらい次回12週のエコーの予約を取って帰宅。

フランスでは12週のエコーを経てようやく正式に妊娠とされるそう。

12週になると流産の確立がぐっと減るそうで、合理的と言えば合理的だな~と思った。

8週目になるまでにあった症状といえば、
・妊娠超初期から続く、げっぷ&おならがよくでること
・これまた同じく胸が張り続けてること
・眠たくて昼寝をするようになったこと
・外出すると疲れやすい

こんな感じで食べつわりや吐きつわりなどは一切なし。
本当に妊娠してるのか不安になる日々。エコー行く前の日の夜、シャワーの中でお腹開けて確認できたらいいのにと本気で思ったほどでした。

母に聞いてみると母もそうやったらしく、ただ眠かったそうな。
ちなみに母は9ヶ月になるまで自転車に乗り、仕事に行っていたらしい。
しかも私の時はすでに子供が二人いた&3ヶ月で仕事復帰!なんてて考えると尊敬しかないね。

これからお腹の赤ちゃんが成長していき、産まれ、育てていく上で、なんども母ちゃんすごいと実感するんだろうな。

これは妊娠11週頃になってパリの日本大使館でもらってきた母子手帳^^

フランスで妊娠②妊娠発覚その後

妊娠検査薬で妊娠が分かった時、まだCarte Vital(日本で言う健康保険証)を持っていなかった私。

周りに聞いていた情報によると、申請してから最短4ヶ月~最長1年かかるとのこと。
ぎょぎょぎょ~。
もうフランスでは何でも待つのが当り前なので驚きはしないけど、どうやったらそんなに時間がかかるのか作業の仕方を教えていただきたい。

この時、申請してからまだ1ヶ月しか経ってなかったから、そりゃ手元にないよね。
ただ申請さえすれば、後で返金してもらえるので大丈夫とのこと。

フランスではかかりつけ医を一人決め、お腹が痛い、はたまた膝が痛くても、一先ずその先生の所に行き、診てもらったり他の専門医を紹介してもらったりするそう。

面倒な気もするけど、かかりつけ医を通さず専門医にかかると、自己負担額が増えるのだそう。

妊娠が発覚した際に行く病院は、かかりつけ医でも直接産婦人科に行っても良いとのこと。

ふぁーふぁに産婦人科に電話してもらうと、予約が取れるのは1ヶ月ちょっと先…!
この時はアプリによると5週目に入ったところ。

まだかかりつけ医もいないし、ふぁーふぁも何年も医者にかかっていない&引越したのでかかりつけ医がいない状態だったので、かかりつけ医の下見を兼ねて近所のお医者さんを予約。

が、バカンスで代わりの先生だった。笑

かかりつけ医下見作戦は失敗に終わったけど、血液検査&尿検査をするようラボ(血液検査するためだけの場所)へ行くための紙とビタミン剤の処方箋をもらう。

ついでにホルモンバランスの影響か肌荒れがひどくなり、(日本で貰って来た塗り薬はまだたっぷりあったけど)もらえますか?と聞いてみると「うん、いいよ~。何本欲しい?」と!

日本の皮膚科やと薬は最小限しか出してもらえず、また3,4週間で来て下さい。のイメージ。
それとは大きくかけ離れた「何本欲しい?」の一言にはちょっとびっくり。

そんなわけで早速、血液検査と尿検査のためラボへ!

が、尿検査の尿は朝起きて一番の物を&血液検査は午前のみですと言われる。

がーん!すぐできるものと思ってたのでがっくし。

でも大丈夫!だってこのラボ、我がアパートの真隣なのです\(^^)/

そしてこの日は金曜日で来週まで待たなダメかと思いきや、土曜日も午前中なら空いている!


そんなわけで翌日家で採った尿を持参し(渡された蓋つきのカップ。ちょっと恥ずかしい)、いざ血液検査。

左にぶすっとプラスチックケース8個分くらいの採血と、右に血液型検査用一本ぶすっ。

初めての異国での注射に緊張してしまい、顔が終始引きつってた。
「ça va?(大丈夫?)」の問いかけに日本語で「はい。」と答える始末。

二日後にネットで結果が見られるんやけど、そこで妊娠陽性となっておりました。
ふぁーふぁはなぜか妊娠検査薬をそこまで信用してなくて、ラボでの結果でやっと現実を信じた様子だった。笑

血液検査の結果をどうするわけでもなく、この日からひたすら初診まで待つ事に。


フランスで妊娠①妊娠発覚

*これは妊娠検査薬を使って陽性が出た日に書きとめておいたこと。
 自分用の記録として残して置きたいだけの内容の記事となっております。


7/21 午前4:30頃 
初めての妊娠検査薬を使い、三分という時間を待つことなく一瞬で陽性の線が現れる。

なぜこんな早朝にしたかと言うと、後にも起こった症状として書くけれど、夜中の2時にパッと目が覚めてそこからずーっと寝つけずにいた。

この日は生理予定日で、薬局で指示を受けたように朝一番の尿で検査をしようと決めていた。
約二時間半寝ようとするけど寝つけずに、ストレッチしたりごろごろしていると、トイレに行きたくなった。

こんな時間やけど、もう今やるしかないと思い、いざ決行!
もちろんふぁーふぁはぐーすかぴーぴー寝ておりました。

ここ最近自分の体の変化をひしひしと感じて、「これは絶対妊娠してるな」と確信しながらも、どこかで「いや、ただの想像妊娠かも。もしくは子宮に何かしらの問題があるか。」とも思っていた。

なのでふぁーふぁと一緒に検査を確認するのではなく、自分一人の時にしたかった。

陽性だった時と陰性だった時のシミュレーションを想像しながら、ちゃちゃっと決行。

あまりにも結果が出るのが早くて、びっくりしつつも中学生の時にやったリトマス紙を思い出してるのんきな自分。

ベッドに戻るとふぁーふぁがもぞもぞ起きてるっぽかったので、報告。

半分寝ぼけながら、まだ寝ていたい。でも「なんて?」と反応しなきゃという感じのふぁーふぁ。
完全に報告するタイミング間違ってるよね。笑

でもむっくり体を起こし、洗面所の光がまぶしすぎると言いながらも一緒に検査薬を確認してくれた。

そんなにすぐ妊娠するとは思ってなくて、一気に色んな不安がよぎってきた。

と言うのもですね、私はふぁーふぁと結婚してからいつのまにか、28歳のうちに一人目の子供が生まれてて欲しいな~と周りに公言するようになってました。

単純に計算すると来年の1月までには妊娠してたらいいなという感じ。

ただ同年代の妊娠した友達や周りの人から、「子供は授かりもの。欲しいと思って、すぐにできるものではない。」と言う言葉をよく聞いていたので、(あと何の根拠もなく自分は不妊じゃないだろうかと心配もしていた…。)、じゃあ早めにトライしてみるか~という気持ちで。

特にタイミングとかは考えずに日々を過ごしていたし、ふぁーふぁも私も、まさかその月に妊娠するとは思いもしなかった。

ここからは「これは絶対妊娠してるな」と確信する理由となった症状について。
一般的には妊娠超初期症状と言われているそうです。

①胸の張りが排卵後~生理予定日まで継続
 普段は排卵後と生理前の数日しか張らない胸がずーっと張っていたし、乳首もちょっと触れただけで痛くて、いつもと違うなと思った。

②おなら連発、そして臭い
 はい。そのまんまです。散歩してるといきなりおならがしたくなって、しかも我慢できない!笑 そして自分でも「くっさ~!」と言いたくなるほど臭い。
 汚くてすみません。

③おなかが張って仕方がない
 ②に書いたのと関係してると思うけど、とにかくお腹にガスがたまってパンパンな感じ。
 普段はうつ伏せから眠りに入るのが好きなのに、苦しくて(あと胸が痛いのもあって)うつ伏せが苦しい。

④顔に吹き出物ができる
 年に数回できるかできないかの目立つ吹き出物がほっぺに現れる。しかも二つも。

⑤生理前の便秘が起らない
 生理前に必ず便秘になって、生理が始まると下痢になる私のいつものパターンがやってくる気配がなかった。

⑥鼻風邪のような症状
 くしゃみ連発、鼻水ずるずるな日が続いた。これを書いている今日も鼻は詰まってる。

⑦足の裏が痛くなる
 しばらく同じ体制をとっていたり、寝ててトイレに行く時などに立ち上がって歩きはじめると足の裏がずーんと痛い。

⑧ふぁーふぁにやたら母性愛をくすぐられる
 ある日突然、ふぁーふぁがまるで自分の息子かのように可愛いく思えて、守ってあげなきゃみたいな気持ちになった。これはたったの三日間くらいで継続しなかったけど。笑

⑨脇汗が臭う
 もともと汗をかきにくいタイプで、ほぼ毎日ノースリーブなのに、やたら脇汗をかく。
 そして臭う…笑
 ホルモンの影響で臭いが強くなってるのか、においに敏感になってるのか。ぱっと腕を上げた時の臭いがとても気になるようになった。

⑩夜中に目が覚めて朝まで眠れない
 ホルモンバランスの影響なのか、お腹の張りの気持ち悪さが原因なのかはわからない。
 ただこれが上記の症状の中で一番つらかった。あと夜中にトイレに3回ほど行く日もあった。

はい、こんな感じです。

排卵から生理にかけては毎月きっちりと同じ症状が出るので、いつもと違う症状に何か起こってるなと感じた。 

ただやっぱり妊娠してるのがわかるまでは、こんな症状ほんまにあるんかな?不安になって何度もインターネットで初期症状について調べてしまったんやけど、正直言ってそれは良くなかった。

当り前やけど、症状は人それぞれだから。
「ネットに書いてある○○の症状なんか起こってない、妊娠じゃないのか」とか「△△の症状は□□の病気の知らせかも」なんて調べれば調べるほど、どうなんだ!?と疑うストレスが発生した。

これから色んな症状が出てきて不安になる事も多々あるだろうけど、自分で勝手に判断して余計に不安になるのは避けて行きたいな。

以上、検査薬で陽性が出て7時間後の何だかそわそわして落ち着かない心でお届けしました。

2017年11月17日金曜日

一時帰国とご報告

10月19日から三週間日本に帰っておりました。

今年の3月にフランスに戻って来てから7カ月ぶりの日本。

去年の1月からなんやかんや半年に一回のペースで一時帰国してて頻繁すぎるかな?とも思ったけど、帰れる時に帰っておきたい。

ご報告というのは(このブログを読んでくれてるはず←の日本の友人には報告済みですが)、現在お腹の中にベベちゃんがいます。

予定日は来年の3月後半で現在日本式で妊娠6ヶ月半。
日本に帰る前はポコっとしてるぐらいだったお腹は、日本滞在中に急成長。ザ・妊婦さんという見た目になってきた。
そして髪をバッサリ切ったので、魔女の宅急便のおそのさんにそっくり。

しっかりと胎動を感じるようになってきたものの、まだまだ母親になるんだという実感はない。

元気に問題なく育ってるのかな?と不安になることも多いから、早く生まれて欲しい気持ちがあったり、生まれた後の大変さを想像してはまだまだ妊婦生活を満喫したいと思ったり、ころころ気持ちが変わる日々を過ごしております。

妊娠してからちょこちょこと書きためていた記事があるので、自分自身の妊娠の記録として公開していこうと思います。

そんなわけで次いつ日本に帰れるか分からない&日本で好きなものを食べれるだけ食べ、家族や友人との時間を満喫したいと思って、今回の一時帰国を決めたのです。

日本滞在はほんと極楽極楽、幸せでした~^^♡

会いたい友達にはほとんど会えたし、一回だけじゃなく数回会えた友達も結構いて、友達との時間十分にを楽しめた。
友のみんな、楽しい時間をほんまにありがとう( ;∀;)!

子供が産まれたらこんな気ままなに友達とぶらぶら、ぺちゃくちゃできる時間は少なくなるのかな~。

今回は両親との時間もだいぶ満喫できた。
二泊三日で岐阜に旅行に行ったのもいい思い出だ~。






実家に戻ると一瞬で子供に戻ってしまい、とにかく甘えまくり…。
自慢することでもないけれど、滞在中、一度もご飯作ってません!笑

食べたいもののリクエストだけ伝えて、ただただ食べるのみ。
あ~、幸せやった~。

今回は着いた時も帰る時も空港まで送り迎えしてもらって、帰りは友達も来てくれたのやけど、母の涙につられてシクシク泣いてしまった…。

今度は元気な赤ちゃん連れて、夏ぐらいに帰れたらいいな~!