2017年6月29日木曜日

講座おわりとPôle Emploi

今月初旬に始まった100時間のフランス語講座が今日終わりました。
毎日9時ー17時だったので、ほんとにあっという間に終わってしまった。

フランス語講座と聞いてやってきたけれど、メインはPôle emploi(ハローワーク)経由で来ているの人のためのもので、授業内容3割くらいはフランスの制度や支援の仕組みやらの話。

フランス語は読んだり書いたりはするけど、文法の説明はほとんどなしでそれが残念だった。

フランス歴が長くて読み書きはまだちょっと苦手だけど、話すのは流暢という人が多くて、置いてけぼりになる事も多々あった。
自分はまだまだだな~と思うと一方で、もっと頑張らないとな~と思うようになった。

一昨日、講座でアラブ人の女性の誕生日パーティーをした。
フランスでは誕生日を迎える本人がケーキなどを用意するんやけど、この習慣慣れないわ~。

フランス語はこれからも勉強し続けたいけど、また語学学校に行くのかPôle emploi経由で無料の学校に行かせてもらうのか…まだ未定でごわす。

8月には日本から友達&母がやってくる予定。
今までも大抵バカンスやったけど7、8月はバカンスと言う事にしようかなと。笑

時期的にどうなんだろうと思ったけれど、講座で出会った人々に「登録しとくべき」と言われたので、軽~い気持ちでPôle emploiに登録してみました。

インターネットで登録できるとの事だったので、ふぁーふぁに手伝ってもらいながら学歴や職歴やスキルなどを入力していく。

最後のページに面談希望の日を選択してくださいと表示される。

面談!?そんなのがあるとは聞いてませんよ~。

インターネットでできるのはただの仮登録で、本登録にはPôle emploiに足を運ばなくてはいけないそう。

仕方がないので二週間後の面談を予約する。

すると3日後くらいにPôle emploiから電話がかかってきた。

面談前に一度○○日に来て下さいとのこと。

「今フランス語の講座に通っていて、その日は行けません。」と言うと、

「面談にこれないなら、登録しちゃだめじゃない。」的な事を言われる。

それは知らなんだ~。

「○○日に講座終わるんで、その後ならいつでも行けます。」と伝えると、

「じゃあ△△日に来て下さい。」と本面談前の仮面談?の予約をされる。

この電話でさえも私のフランス語力では難しレベルやったけど、面談とか大丈夫なんだろうかと仮面談前日に不安に襲われる。笑

職歴や学歴をきちんと説明できるように、ふぁーふぁと特訓。

そして今日、どきどきしながら初めてのPôle emploi!

フランス語講座の友達に「一人で行くの!?大丈夫?」と心配され、仲良しのメキシコ人の友達も「一緒に行こうか?」と言ってくれたけど、「昨日練習したから一人で頑張ってくるよ!」と宣誓し、昨日作ったメモを片手に挑みました。

担当してくれた女性はゆっくり分かりやすく話してくれたのだけど、私がちゃんと理解してるかちょっと不安そう。

そして女性は隣の部屋にいたおじさん(職員さん)に声をかけた。

なんとこのおじさんが英語ぺらぺらで、その後全部英語で説明されました。笑

そして今日は特に職歴など聞かれる事もなく、15分ほどで終了。

完全に心配損だったー!

ただね、今回仮登録を終えた事で、ちょっと面倒になりそうなことが…。
・今後毎月状況報告をしなければならない。
・呼び出しされたら必ず出向かないといけない。行けない場合は証明書や医師の診断書など要提出。
・バカンスで長期不在にする場合は事前に報告。(年間最大45日とのことだけど、無職なのにちゃんとバカンスはバカンスとして与えられるのね。さすがフランス!)

軽い気持ちで登録してしまったけど、果たして今するべきだったのか、、、。

ま、講座も終わったし他にすることもないのでいいとしよう。

2017年6月22日木曜日

灼熱の夏至

あ~、とける~( ´~`)

最近ずっと異常な暑さだったけど、なんと昨日の最高気温は38度!



湿気はないから、日本の夏に比べると暑さはましなんやけど、なにが辛いかと言うと、暑さをしのぐものが扇子しかないということ。笑

フランスのお家、クーラー付いてないのは当たり前。
前住んでた冷蔵庫アパートでは全く必要なかったので、我が家には扇風機もない。

朝に空気を入れ替えて、シャッターを閉めきってても、どんどん暑くなる。
最高気温が38度だった昨日は、夜になっても中々温度が下がらず、熱帯夜…。
暑くて何回も起きて、寝たのか寝てないのかわからないくらい。あー、辛かった。

辛いのは家だけじゃなくて、フランス語講座の場所もクーラーがなく、午後になると地獄。苦笑

月曜と火曜は早めに終了、昨日と今日は午前中で終了。

あと帰りに乗るバスもクーラーなくて、蒸し風呂状態。

夏至の昨日はメキシコ人の友達に誘われて、Fête de la musique(一年に一度フランス全土で行われる音楽のお祭り)に行ってきた。

我が家からパリに向かう電車は新タイプと旧タイプのものがあって、旧タイプやと高確率でクーラーがかかっていない。
そんでもって行きしなは高確率で旧タイプ。

さすがに昨日は暑いから旧タイプでもクーラー入ってるだろうと思ったけど、、、クーラーなし。

いや、これまた蒸し風呂状態。いや、サウナかな。
さらに運の悪い事に、よくある電車の謎の停止…。20分サウナの中に閉じ込められました。

仕事場からパリに向かってたふぁーふぁにいたっては、人身事故かなんかで同じくサウナ状態の電車に1時間半も閉じ込められたのです。ひょえ~

マレ地区にあるタコスバーでメキシカンタコスをいただきます。

メキシコ人一押しのタコス、や~む!おいしいです!

ふぁーふぁ到着してから、近辺をうろうろ。
行った事ある行列のできるファラフェルのお店にはDJがいて、かなり大音量の音楽が。

一方静かな通りにはおじさん、おばさん達がいて(ふぁーふぁ曰く)昔の歌を歌っていた。

バーでピアノを弾く男性。

でもやっぱりここは若者に人気のマレ地区。
大音量でがんがんクラブミュージックかけてるところが大半。

街中がクラブ状態、中々なカオスでした。

メキシコ人友達と旦那さん、その友達のメキシコxフランス人夫婦、ベトナム系フランス人、パラグアイ人(初めて出会ったよ、パラグアイ人!)夫婦の7人と一緒に飲み物片手に周辺を歩きまわる。

みんなはビール、わたしは水。

違う日にメキシコ人の友達に、「体にお酒を分解する酵素が少なくて、飲めない。」と説明しようとしたけど難しくて、「アルコールを肌に直接塗っても赤くなるよ。」と言うと、「あぁ、もしかしてアルコールのアレルギー!?」と友達。

アルコールアレルギーなのかは分からんけど、全く飲めない事を分かってもらうために「そうそう!」と言っておいた。

そしたら昨日友達が友達の友達に「この子はアルコールアレルギーなの。」とわたしの事を紹介すると、みんなすごい驚き様!笑

アレルギーというとちょっとくらいとお酒を進められることもないし、日本に居る時にこの口実使えば良かったな~といまさらながら思ったのでした。

0時近くになって、バーに入ろうかとなったのだけどふぁーふぁは朝かなり早いし、なんせまだ水曜日だし、私たちは一足先に帰路に就く。

が!

はい、いつものやつで~す。

理由不明のまま一本前の電車が突如キャンセルになり、30分待ちぼうけ…。

家着いたら1時でした。

蒸し風呂サウナの一日で疲労困憊。でも暑さで寝れない…。

今朝、ふぁーふぁはきちんといつも通り6時半に出て行ったけど、わたくしは大遅刻しました。

異常な暑さにすっかりやられております。
今夜から暑さは落ち着くようなので、ぐっすり眠って休もう。

2017年6月16日金曜日

メキ、豚、帰宅困難

最近昼過ぎ~午後にかけて30度を超える夏日が続いておりますが、今日は涼しめで風も心地よい。

バルコニーに干した洗濯物も気持ち良さそうで、眺めてると癒される。
今の家に住んで約4ヶ月。
いまだに太陽の光が部屋に入っていつも明るい事と、洗濯物を外に干せることに嬉しさを感じております。

先週は先生の間違えで行ったのだけど、通常金曜日はフランス語講座はなし。
というわけで一人早めの週末です。

講座には公用語がフランス語という人も何人かいて、私のレベルではないとつくづく感じる。
9時-17時のフランス語漬けはしんどいし(しかも半分以上はちんぷんかんぷん)、木の椅子でおしりは痛いしで、「明日は休みた~い!」とぼやきながらも何とか毎日行ってます。

100時間はほんとあっというまで、あと8日間行けばおしまい。
今行ってる講座が身に付いてるかと聞かれれば疑問やけど、講座に通い始め色んな人に刺激をもらい、フランス語もうちょっと頑張ろうとモチベーションは上がった。

クラスの子に教えてもらった、良さげなエクササイズ本を買ってみよう!

さてさて、昨日は講座で仲良しになったメキシコ人の子が携わってる、メキシコ観光局のイベントに行ってきた。

講座終わりにそのままパリへ。仕事終りのふぁーふぁの到着を待ってる間、チュイルリー公園を散歩。

これ私の定番の一人時間つぶしinパリ。
観光客が多くて、たまに署名軍団もいるけれど、自分的になんとなく安全でほっとする場所。

ほっと言うのは、ほっとしてポケモンできるという意味。笑

その後ふぁーふぁと合流して、イベントのある場所へ。

広くないスペースに人がぎゅうぎゅう。
イベント自体は今日からで毎日違うパリ市内にあるメキシカンレストランで、特別なメニューを食べられるそう。
この日はシェフが作ったいろんなメキシカン料理のミニプレートをちょこちょこ食べながら、イベント始まりのお祝い(?)という感じのもの。

忙しそうにせっせと働く友達を見つけ、ふぁーふぁを紹介。
友達も旦那さんを紹介してくれ、他に知り合いもいないから友達の旦那さん、ふぁーふぁ、私の三人で終始おしゃべり。

見た目は鮮やかで可愛くて、美味しい食べ物(名前不明)を何皿か食べたのに写真撮り忘れた…。
デザートのタマレという名前の食べ物。
デザートじゃないタマレもあるそうです。

ココナッツミルク入りの何かのアイスクリーム。
何かが分からんかったけど、美味しかった。

帰りしな可愛いメキシコバッグを二つもらう。

メキシコでは観光局で働いてた彼女はメキシコ大好き。
講座の休み時間にいろいろ写真を見せてもらって、
あっという間にメキシコに行きたくなりやした。

パリに美味しいタコス屋さんがあるそうなので、今度行ってみよう!

小さいプレートではお腹は満たされないので、帰り道に日本食レストランがいっぱいあるオペラ周辺へ。

すでに21時半を回ってたのに、こんなもの食べちゃいました。

どーん!!!

今回行ったのは初めて行った金太郎と言うお店。
雰囲気は食堂、もしくはサービスエリア内のフードコート。

豚カツにみそ汁+ご飯セットで12ユーロ前後やったかな?
美味しい!!!という感動はないものの、日本の味に近いものをお手頃で食べられたのでおーけー。

ふぁーふぁは安定のかつ丼。

他のにしようかな~(と言ってもカツとじうどん笑)と言いながらも、結局かつ丼。

お腹も満たされ、翌日は講座もないし、やっぱりこうやって外出するのは楽しいな~
と思いながらルンルン気分で帰路につく。

が、

今週、家に帰る電車が線路工事で22時以降走ってない事をすっかり忘れてた…。

臨時のバスが出てる駅まで電車で行き、そこからバス。

30分で帰れるはずが1時間以上かかってしまった。

「郊外在住者、電車情報軽視するべからず、外出は金曜日にするべし。」ですな。

みなさま、よい週末を~。

2017年6月10日土曜日

久石嬢inパリ

パリで行われた久石譲のコンサートに行ってきました。

このチケットが販売開始されたのは、去年の11月。
ぜーんぜん知らず、気が付いたのは全チケットが売り切れた後の一ヶ月ほど前。

今回のコンサートは日本でも2008年に一公演しかしたことがないという、ジブリ音楽だけのコンサート。

それを知ってからどうしてもどうしても行きたくて、ネットでチケット探すこと一ヶ月。

人気すぎて売買サイトに載っても一瞬で売れる。
そのためべらぼうに高い値段で売られてたり、明らか詐欺な掲載もいっぱい現れるようになったり…。

探せど探せど、1日に何回もこまめにチェックしても見つからず。

コンサートは金曜の夜、土曜の昼間、土曜の夜の3公演。

ぎりぎりの木曜に金曜のチケットを見つけて、ようやく手に入れられそうやったのに、直前にやっぱり行けるようになったからとドタキャン(´;ω;`)

行きたすぎて、でもチケット見つからなくて、あともっと前に知ってればって思いが募りに募り、悲し悔しい日々でした。

が、

コンサート当日の土曜の朝、奇跡的に隣同士の前方のかなりいい席が売られてるのを発見し、お値段まあまあしたけど、思い切って買ったのです。

ネバーギブアップ!

Eチケットやから、会場に入るまでほんまにいけるのかドキドキしながらやったけど、無事にいけた~。

前から四列目、中央やや右なので、残念ながらピアノを弾く手元とオーケストラの全体像はスクリーンでしか見れなたっかけど、ほんと近くて何度も久石さんと目があった。と思っている。笑

始まる前のスクリーン。ハウルのこの世界、だいすき。

プログラムはこんな感じ+アンコール曲×3。

言うまでもなく全曲が素晴らしく、そしてたまに後ろのスクリーンに映る曲に合わせたジブリシーンがこれまた素晴らしくって、終始胸がいっぱい涙目で鑑賞しておりました。

ハウルの動く城の「人生のメリーゴーランド」が一番好きやけど、アンコール前のトトロが一番ぐっときて涙がぽろぽろ。

これからもずっとずーっと長生きして、素晴らしい音楽を作り続けて欲しいです。

ほんと行けてよかった。
宮崎駿と久石嬢のいる時代に生まれてよかった。

これで今死んでも悔いはなし!

2017年6月9日金曜日

移民のためのフランス語講座

OFII(移民局)で案内された任意の語学学校に通い始めて四日が経ちました。

10年ビザ更新時に必要なA2レベルを取得できると言うもの。
と言いつつもこの講座を受けるだけでは、DELFのA2試験に受かるのは難しいんじゃないかと思う。

第一にスケジュールが超過密!
月曜~金曜日まで、毎日朝の9時から始まって終わるのは夕方の17時過ぎ。
100時間を3週間ちょっとでこなすハードスケジュール。

第二に生徒のレベルがバラバラ!
今行ってる講座はOFIIで案内された人(私を含む7人)と、Pôle emploi(日本で言うハローワーク)経由で来てる人(20人近く)がいる。
Pôle emploi経由で来てる人は100時間ではなく、250時間受けられるそう。
すでに2ヶ月勉強してきた彼らと私たち、同じレベルなわけがない。
そんなわけで講座の半分以上は彼らのレベル向けで、残りは私たちのレベル向け。
ま~、ちんぷんかんぷんですわ。笑

普通の語学学校のように文法の説明とかはあまりなくて、文章を作ったり語彙の説明したりというのが多くて、正直言ってこの講座が自分のためになるのかよく分からない。

初日に辞めようかな…?とも思ったけど、無料だし、一日中フランス語漬けやからリスニング力とか何かしらプラスになるかなと思って通っております。

フランス語を習いに行ってるのだけど、それ以上に学べるものがこの講座にはある。

それは異文化と国際情勢について。

移民、難民、フランス人配偶者を持つ人が来てるんやけど、ほんとに教室内は人種のるつぼ。

メキシコ人、インド人、チベット人、アメリカ人、エジプト人、ギニア人、アルジェリア人、ハイチ人、ナイジェリア人、エリトリア人、ポルトガル人、イラク人などなど。

メキシコ人の友達はフランス人夫を持つ、唯一同じ境遇の子。
あとは同じ日に授業を始めたインド人♀二人、チベット人♀、ギニア人♂と仲良くしております。

最近になって街を散歩してる時にじろじろ見てくるのが、チベット人だと知った。
今住んでる町の近く、及びパリ郊外にはチベット難民が多いそう。
講座にもチベット人がいっぱいいる。
その中の一人に「あなたもチベット人かと思った。」と言われたし、廊下ですれ違ったチベット人に笑顔でチベット語で挨拶されたから、やっぱり彼ら/彼女らにとって私はチベット人に見えるそうだ。
沖縄に行けば沖縄の人に、タイに行けばタイ人に見られる私。今度はチベット人!笑
いや~でもちょっとほっとしてる。彼らの敵である中国人やと思われるよりずっといいから。
ただ「なんであいつフランス人男と歩いてるんや。」と思われてたら、ちょっと嫌やから日本人です!とアピールしたい気持ちもある。

友達になったチベット人が亡命した時の事を話してくれた。
彼女は中国からの抑圧から逃げるためにネパールへ亡命したとのこと。
ネパールまではヒマラヤ山脈を越えて、20日間かけて歩いたそう。それも日中は監視用のヘリに見つかる恐れがあるから、歩けるのは夜だけ。
一度亡命するともう戻って家族に会う事も出来ないし、電話もほとんどできない。
同じ地球、同じ21世紀を生きているのに、自分が生まれ育った環境とはかけ離れた環境の中で生きている人々がいることを、改めて学んだ。

保守的な日本で、周りに移民がいない環境で育った自分。
移民大国フランスで学ぶことは多々あるな~と思ったのでした。

学校の周りには何もないので、ふぁーふぁのお弁当作るついでに自分のも。
みんな「ちっさくてかわいい~」と言ってくれる。

働いてた時に毎日食べてた母のお弁当を懐かしみながら、むしゃむしゃ食べてます。

ミニトマトはバルコニー菜園のもの。どんどん実をつけてくれてる^^

2017年6月7日水曜日

夢遊病?

今週の火曜日から移民局で案内された語学学校に通い始めました。
まだ2日目が終わったところやけど、すでに書きたい事がたくさん。

週末ブルターニュの話も。

でも今日は、昨夜の珍事件について。笑

夜中の二時にはっと目を覚ました私は、横にふぁーふぁがいないことに気づく。
ベッドの端っこにいるのかと思い、手を伸ばしてみてもふぁーふぁの気配なし。

トイレかな?と思いながら、眠りに就こうとするもなかなか寝れない。

そんなこんなでトイレにしては長い時間が過ぎたし、お腹痛いんかな?と想像する。

でもふぁーふぁがお腹壊すなんて事、めーったにないから、今度は倒れてるんじゃないかと心配になる。すっごい静かやったしね。

トイレに確認しに行こうとして、リビングのソファで寝てるふぁーふぁを発見。

へ?なぜソファで寝てるのだ…?

「おーい!ふぁーふぁ。なんでソファで寝てるん?」と聞くと、

パチッと目を開けて、

「I wasn't sleeping(寝てなかったよ。)」とふぁーふぁ。

「(いや、今の目の開け方、絶対寝てたと思いながら)じゃあ、ソファで何してんの?」と聞くと、

「I was reading the requirements of the customer(お客さんの要件を読んでた。)」とふぁーふぁ。

お客さんの要件って仕事の書類かなんか?と意味が分からず、もう一回聞いてみると同じ答え。

それでも意味が分からず、自分が寝ぼけてて聞き間違えたかな?と聞くと「だから、お客さんの要件読んでたんやってば!」とふぁーふぁちょっと怒り気味。

さすがにもう同じ聞くのもあれやし、「あぁ、そう。」と言って二人でベッドに移動して寝る。

が、どう考えてもふぁーふぁの言ってた事がおかしすぎて寝れない。笑

だって真っ暗やみの中で近くに携帯も紙もないのに、どうやって仕事の書類読むんだ?

それに明らかにソファーでブランケットにすっぽり包まれて寝てた。

今日になって疑問を解こうとふぁーふぁに聞いてみた。

「ん?何の事?」って、夜中にあったこと何一つ覚えてないらしい。

二人で大爆笑したけど、ちょっとこわい。

一緒の時間にベッドに寝たはずなのに、いつのタイミングでソファに移ったんだろうか?

そしてI was reading the requirements of the customerって?

ふぁーふぁ、仕事でストレス溜まってるんやろうか?

珍事件にふぁーふぁのことがちょっと心配になった夜なのでした。

大人の夢遊病じゃありませんように…。



2017年6月2日金曜日

ジンジャーエール

今日から6月ですって!早い、早い、早すぎる。
あっという間に、おばあさんになってしまうよ。

移民局、語学学校の手続きを経て、先月から運転免許の切り替えと健康保険加入の手続きの準備を始めました。

今年一年は手続き関係で待機したり、たまにイライラさせられたりで終わってしまうんじゃないかと思う。

今のところ周りの人に聞いたところによると、健康保険加入にかかった時間は最短で半年、最長一年…。

フランスという外国に住む以上、毎度の手続きのややこしさと長時間にわたる待機は我慢しないとだめなんやけど、たまにあまりの不便さにイライラしてしまう。

そんな時はふぁーふぁにあたってしまう事が多い。
ふぁーふぁはもともとマイペースな上に、フランスで生まれ育ち、物事がスムーズにいかない事にも慣れているし、構え方が全然違う。

普段はそのどーんとした構え方を見習いたいな~と思ったりもするのだけど、あまりにスムーズにいかない時は「そんなのんきな事言ってないで、なんとかしてよ!!!」とイライラ八つ当たりの原因に。

改めて思う。ふぁーふぁって大変ね。(←他人事。笑)

のんびりやけど頑張ってくれてるし、イライラするたび「はーあ、フランスの手続き関係に疲れ切った…。もう早日本に帰りたいわ。」と繰り返すの、ほんと止めてあげたい。

まだまだ修行が必要なワタクシです。

話は変わり、

私がこの世で一番好きな飲み物はジンジャーエール

お店でジンジャーエールを選ぶと、友達に「そやと思った」と言われる事もしばしば。

甘いのもいいけど、辛口はもっといい。

ジンジャーエールってフランスにもあるんかな?
飲み物って水か牛乳、オレンジジュースしか買わへんから、スーパーの飲み物コーナーってほぼいつもスル―。

最近暑くって、ジンジャーエール飲みたい病を発症。
そんなわけで前回一時帰国した時に、図書館で見つけた手作りジンジャーシロップのレシピを元に作ってみた。

スパイス類はなかったので、今回はかなりしシンプルなレシピ。

スライスした生姜を一晩砂糖に浸ける。

お鍋で煮る。レモン汁を入れる。

シロップとスライスに分けて保存容器へ。

たしか本にはスライスは干してチップスにしたり、料理に利用するのがおすすめと書いていた。

早速炭酸水で割って飲んでみる。

あれ?なんだか思ってたのと違う。
なんだこの懐かしい感じの、濃いけど優しい南国を想わせる甘さは。

…シロップの黒さがすべてを物語ってますね。

きび砂糖と黒糖を間違えました~。笑

これはこれで美味しいけれど、次はきび砂糖で作ってみよう。

スパイスを入れてみたり、砂糖の量を調整したり、しばらくジンジャーエール作りにはまりそう!

理想のジンジャーエールを飲める日は来るでしょうか。