2016年9月29日木曜日

パン作りとアン作り

こっちに来てからマウスを床に落としまくってて、ついにスクロールが出来なくなってしまった…。

新しいマウスが欲しい――――!

はい、こんにちは。

今週末は日本でも毎年大盛り上がりの凱旋門賞が行われるよ!(競馬)
今回から日本でも馬券が買えるようになったとか。

今年はロンシャン競馬場の改修工事のためシャンティ競馬場で開催されるのです。

日本からもマカヒキと言う馬がやってくるそうで、人生に一度は行ってみたい!と思って調べてると、入場料が一番安い場所で15ユーロ(約1,700円)と激高…!

日本は大きいレースがあっても入場料は200円。

ひゃー!高すぎる…。

ギャンブラーもしくはリッチピーポーの資金になるだけな気がして仕方がない。

でも行ってみたい、けどもったいない!
はぁ、どうしよ。



話は変わりまして最近パン作りにはまっております。

前に発酵しなかった失敗談を書いて、その時は家が寒いせいって思ってたんやけど、原因は使ったイーストでした。

イーストって要冷蔵なのね。←こんなことも知らなかった爆

ピザ生地作るために買ったイーストいったい何か月前のやったんだろうか。
それを常温保管ってそりゃ待てども待てども発酵しないわよね。

新しく買ったイーストやとあっと言うまに膨らんだ。


新しいイーストも手に入れた事やし、食パン作ってみたい!と言う事で早速挑戦。


はい、食パン。

ってなんだこりゃー!って言うのを二日連続で作る。
手ごねで朝から半日かけてこれ…。

右腕筋肉痛になるまで必死でこねてこれ…。

で、「ホームベーカリーが欲しい――――!」となる。

現代人は便利さばかり求めすぎとか言ってたのにこれ。笑

ネットでフランスにどんなのが売ってるのか調べるけどなかなかピンと来るものがない。

いいかもと思ったパナソニックのはお値段が三万越え…。

実際に電気屋さんに行ってみる。

さえない感じのホームベーカリーが三種類のみ。ちーん。

さっさと家に帰り、前にも書いたかな?フランスで一番有名な個人売買サイトLeboncoinで探してみる。

するといいなと思ってたパナソニックのホームベーカリーが三千円ほどで売られてるではないか!

使用回数一回のみ。ってほんまかしら?
それで定価の1/10で売るって何か訳ありなんじゃないかって疑いながらも、ふぁーふぁに連絡取ってもらう。

翌日ふぁーふぁが仕事終りに見に行ってくれ、我が家にやってきた。

ほんまに一回しか使わなかったのか、綺麗で付属品は使った形跡もない。
前の持ち主は買ってみたけど、パン屋で買う方が早いじゃんというリッチなパリ人とみた。笑

重さ8kg弱。
仕事帰りに取りに行く事をめんどくさいと言わず、電車で運ぶの重かったなんて文句も言わないふぁーふぁに感謝しながらも、優しさになんだか涙がでそうになったよ。

この恩は美味しいパンを作って返すぞ!と意気込み翌日から食パン作り再挑戦!

焼きあがりまでホームベーカリー任せで約4時間半。

ピーピーと終了の合図を聞いてルンルン気分で取り出しに行くと、


ん?ケークサレ?

私が焼いたのは食パンなんですけど?

長時間ワクワクしながら待って出来たのはぺしゃんこ食パン。

な―――ぜ―――?

パリ在住日本人の生活サイトの教えてコーナーに駆け込み質問。

すると何名かの方が答えて下さって原因が判明した。

・フランスの小麦粉は日本の小麦粉よりグルテン含量が少ない。
・小麦粉の袋に書いてる数値、数値が上がれば強力粉になるわけではないそう。
・francineというメーカーの粉を使うと日本のレシピでも普通にできるそう。

というわけで早速BIOショップでグルテン購入。
francineの小麦粉はスーパーで購入。

そしてそして、


ついに完成!日本風ふわもち食パン。


めっちゃかじった後ですが、サンドイッチもふんわり美味しい。

いや~、感動。

でもね、実はわたくし元々食パン派じゃなくてハードパン派なんですよね。
バゲットとかベーコンエピみたいな硬いパンが好き。

そしてふぁーふぁも。笑

あとfrancineの小麦粉はBIOじゃないのと、ふわふわ食パン作るためにグルテン粉を足さないといけないのがちょっとね…。

そんなわけで食パン・惣菜パンはたまに作るとして、普段はハードパンでいこうと思う。


こちらは初バゲット。
少々小ぶりやけどfrancineもグルテンも使わずBIOの小麦粉だけ。
フランスの粉ではフランスのパン作るのが簡単でいいんだなと実感。


先週から二日に一回焼いてるパン・ド・カンパーニュ。

バヌトンという容器がないので特徴的な線がない。
あとク―プ(切れ目)が中々上手く開いてくれない。

見た目はあれだけども美味しくて、これをトーストして食べるのが毎朝の幸せ^^



話は変わり、だいぶ前にあんの映画を見てからどら焼き作りたいと思ってたのです。

BIOショップで小豆を発見したからあんこを炊いてみた。
めんどくさがりな私、こんなこと日本やったら絶対してない。笑


一晩水の中で寝かせ、


沸騰させあく抜き。す、すごいあく。


ちょろちょろ水であくを流し、小豆を冷ます。
映画のワンシーンを思い出すね。


炊いてゆきます。


ほぼほぼ完成。


この二倍の量が出来た。
多すぎるので冷凍保存。

その日はどら焼きを作って、違う日はあんぱんに利用。

ふぁーふぁも喜んでくれて、どら焼きは職場にも持って行ってた。
カメルーン出身の同僚が故郷のおやつを思い出す味と喜んでくれたそう。
よかったよかった。

ただねこの小豆BIOショップでまあまあ安く売られてて、原産地をよく見るとチャ、チャイナ…。

ほんまに農薬を一切使ってないとしても、あんなに公害がすごい国で育った小豆をオーガニックと言えるのだろうか。

んー。んー。うーん。

2016年9月27日火曜日

誕生日祝いの週末ちょこっと旅②

翌朝はお宿で朝食。
美味しいけど何の果物かわからないジャムがあって何か聞いてみると、なんとお庭の畑で採れたズッキーニですって!

いつか作ってみよう^^

さてさてモンサンミッシェルへと向かいます。

前日に近くまで行った時に車停められるいいスポットを発見。
モンサンミッシェルまで歩いて3kmほどのとこに大型駐車場(1日8.5ユーロやったかな?)があるんやけど、節約節約。
1km離れるからモンサンミッシェルまでは約4km。

大型駐車場から無料シャトルが出てて乗って行くこともできるんやけど、この日は風も強くなくて朝は快晴。

目の前にモンサンミシェルを眺めながらのんびり歩いて行った。


馬車もある。これは有料。


シャトルバス。

朝はまだすいてたけど、昼からはパリからのツアー客の到着で常に満員。

徒歩&自転車は少数派みたい。


近づくにつれ雲が…。


馬車に追い抜かされる。


ほぼほぼ到着。ちょっと青空が^^


狭い路地に連なるお店、上り坂、人がいっぱい。

モンサンミッシェルで石切さんを思い出す。


「あ、ボーダー好きな日本人のためのお店!」とふぁーふぁ。

よく分かってらっしゃる。笑

レストランもフランス語の次に日本語のメニュー書いてる所が結構あった。
片言の日本語を話すウェイトレス。
すごい!それだけ日本人観光客が多いという事やね。

ただ、ここほんまにフランス?とちょっと疑いたくなった。


あ、でも建物を見るとやっぱりフランスだ。笑

坂を登りきったところにどーんとモンサンミッシェル修道院。

入場料は9ユーロ。
めったに来る事ないし行こうかと行ってみると、なんと今日は無料らしい!

ヨーロッパ文化遺産の日だそう。ラッキー\(^o^)/

美術館・博物館の冬場の月一回無料開放とか、夜間の無料開放とか、学生は無料とか、フランスのそういうとこいいよね。

私の場合身近にアートに触れられるってことよりも、無料に弱いだけなんやけどね。笑


無料のチケットもらう&荷物検査のために並ぶ。


大きい。


時間が経つにつれ干上がっております。


先っちょに黄金に輝くミカエル像。


この日は日曜日、礼拝が行われておりました。


同じ場所をカメラに収めるおじさん達を収める。


貝の模様が可愛い^^


カモメを取ってるふりをして撮りたかったのは、、、


持参のサンドイッチを食べるフランス人グループ。

ここに一番フランスを感じた。


下から見上げる修道院。


一部分だけ陽が差しててなんだか神秘的。

この壁沿いにあるレストランのテラス席でお昼ご飯。

友達が高くてまずいと言ってたモンサンミッシェル名物のふわふわオムレツはスル―です。

私はメインで豚肉のきのこクリーム煮をふぁーふぁは鶏肉をチョイス。

結果私のはGood、ふぁーふぁのはBadでした。

同じ厨房から出てきたのにこんなにも違うなんて…。

昼食後ちょっとゆっくりしてまたまた歩いて戻ります。


帰りもシャトルは満員、歩いてる人は少し。


どんどん遠くなるよ、さよ~なら~。

青空バックのモンサンミッシェルが撮れなかったのが残念><

またいつか行く事があるかな~。

長時間運転して遥々連れて行ってくれたふぁーふぁに感謝。Arigato!

2016年9月22日木曜日

誕生日祝いの週末ちょこっと旅①

月曜日に27歳になりました。

22,3歳の頃から歳取る事についていけてないんですけど、大丈夫でしょうか。
歳聞かれても何歳かぱっと答えられないって言うね。笑

誕生日の前々日と前日に当たる週末に、お祝い旅行に連れてってもらったよ^^

ブルターニュ地方の港町Saint-Malo(サン=マロ)

とお隣ノルマンディー地方サン=マロ湾に浮かぶMont Saint-Michel(モン・サン=ミシェル)

ふぁーふぁお母・お姉さんの住むレンヌから近くて、レンヌの帰りに行こうかって前回も前々回も言ってたんやけど、結局いつも時間がなくて行けてなかった。

朝7時半前に家を出て、ふぁーふぁがぶーんと車で飛ばしてくれお昼過ぎに遠い方のサン=マロに到着。

サン=マロに行く途中で遠くからやけどモンサンミッシェル見る?と言ってくれたから「Yes!」と答える。

実は今までそこまでモンサンミッシェルに行きたいという願望がなかったのね。
でもいざモンサンミッシェルの近くまで来ると、すんごいワクワクしてる自分。笑

車で高い丘の上を走ってると、遠くに小さく見えた!モンサンミッシェルが!

急に大声で「あ―――っ!」って言ったもんだから運転してるふぁーふぁがビビる。
(この日森に囲まれた道走ってて、バンビちゃんが猛スピードで飛び出してきて危機一髪ってことがあった。)

そういうの危ないからやめてって言われ、一瞬でしゅん。笑


遠く~に見えるモンサンミッシェル。

そうそう。ここにSt Michel(ビスケットメーカー)の直売店があったから行ってみた^^


どーん!160枚入りガレット。


どこもかしこもビスケット。


これ!美味しすぎて試食三回もした上で一袋買うてもらいました~。

Soufflé aux noisettesという名のカラメル焼きにさらに甘いコーティングしてへ―ゼルナッツまぶしたもの。

二日で食べきってしまい、ただ今絶賛後悔中!


他にも三種類の試食が食べ放題\(^o^)/←

お客さんかなり少なくて店員さんは品出しに忙しそうやったので、ぐるっと周ってはつまむ。

まったく同じことしてるおじさまがいて、めっちゃ親近感湧いた。笑
そして試食好きな父を思い出す。

普段全く購買意欲のないふぁーふぁさんが目をキラキラさせながら大きいビスケットの袋二つ手に持ってた。

「こういうのはここでしか買えへんから!」って。

なんか可愛いぞ。笑

ビスケットショップを後にし、いざサンマロへ~。


城壁に囲まれた街サンマロ。


あれ?この城壁の上歩く感じポルトガルのあそこを思い出すね。

何てところやったかな~と脳をフル回転させて歩く。

「オビドスだ!」

それからポルトガルの思い出話に花咲かせる。

あ~、ポルトガルまた行きたい。
夏も良いやろうけど冬のあのポルトガルにもう一度行きたい。

一回行っただけであんなに好きになれる国、今までになかったな~。

あぁ、行きたい!

じゃなくてサンマロ、サンマロ、フランス、フランス。笑


干上がったボートたち。


干上がったところがなんか綺麗。


海プール。
風邪がビュんビュん吹いてて寒い中、若者たちがジャンプ台からバンバンジャンプしてた。
わしゃ、見てるだけでも寒いよ。


引き潮の時にだけ行ける島へ。


岩場に貝がぎっじり。


干からびないのかな?干からびてるのかな?


さっきまでどんよりやったのにいきなり晴れる。
上にいた時の写真撮り直したくなったけど、海風が冷たくって戻る気になれず。


小さいレストラン密集地域。


お城の中にある歴史博物館へ。


この絵の色合いが可愛かった。


お城の一部に市庁舎も入ってて、結婚式が行われてたんやけど三組以上いて人がわんさかいた。


町を眺める。



別の角度から。


観光客いっぱい!と言うほどでもなかったんやけど、駐車場はどこもいっぱい!


小腹がすいたからブルターニュ名物のクイニーアマンというお菓子を買ってもらう。


ふぁーふぁはチョコが付いたケリポムという林檎が中に入ったお菓子をチョイス。

感想は「ん~、、、甘い。ん~、、、バター。」です。笑

モンサンミッシェルの近くまで戻り今晩泊まるB&Bへ。
広いお庭と柔らかい雰囲気のマダムが素敵でした。

夜ご飯は近くのレストランへ。

小さい町で二択しかなかったんやけど、中々お手頃で美味しかった^^

写真が多くて長くなったから、②へ続く。