土曜日~水曜日まで5日間南仏旅行へと行ってきた。
今月末に一時帰国が控えてるので今回の旅のテーマは"The節約旅行"(←いつもですが笑)。
初めてフランスの高速鉄道TGVの格安版OUIGOを利用した。
OUIGOの出発駅はパリ郊外(家からはパリを挟んで真反対側)にあるディズニーランドパリのある駅。
出発30分前集合、乗車前チケットチェック、荷物制限あり、コンセントは追加オプション代必要というスタイルで格安を実現してる。
今回利用したのは行きがパリ-ニーム、帰りがアヴィニョン-パリ。
チケットは行きが一人20ユーロ、帰りは一人15ユーロ。
TGVの通常料金やと一人片道120ユーロくらいはするから、それに比べるとかなりお得!
節約には成功したけど、やっぱり旅にトラブルはつきものでした。の南仏旅行記を書きまする。
旅行前夜の金曜日22時ごろ、一番大きなトラブルがじわじわと発生...!
この日始まった欧州選手権の第一試合フランスxルーマニア戦をあーだこーだと独り言をつぶやきながら観るふぁーふぁの隣で、足をさすさすしながらブログを書く私。
その日はルーちゃんとちょっとパリの町を歩いただけなのに、なぜか夜になって筋肉痛のような痛みが。
先にベッドに行き寝る。
サッカーの試合が終ってふぁーふぁが部屋にやって来た時に目が覚める。
そして気付く。足だけじゃなくって体の節々全部が痛い…泣
寝返り打とうにも体が痛すぎて足をちょっと曲げるので精一杯。
結局よく眠れずに朝起きて、前日におにぎり持って行こうと話してたからご飯の用意だけする。
お米洗ってるとブルっと寒気が。
もしやと思って熱を計ってみると38.3度!
急いでシリアルを食べて、ベンザブロックを服用。
用意終わってないけどとりあえず出発まで時間があるからもう一度ベッドに潜る。
その間にふぁーふぁが代わりにおにぎり作ってくれたんやけど、おにぎり作るの初めてのふぁーふぁ。
しんどかったけど、形とサイズがおかしすぎて大爆笑してしまったよ。
フランケンシュタインをイメージさせるおにぎり。笑
しばらくたって薬が効いてきたのか体の痛みがマシになる。
急いで準備をしてなんとか出発。
電車ではとにかく寝て過ごす。
15時過ぎ無事にニームに到着。
宿でちょっと横になり、17時頃からちょっとだけ町を散策。
ギリシャ風の四角い神殿メゾン・カレ。
古代闘技場。
地球の歩き方によると保存状態の良さではおそらく世界一だとか。
2000年前って言うと日本は弥生時代。
その頃の日本の建物と言えば竪穴式住居とか高床式倉庫。
同じ時代の建物として比べると、ローマ帝国の建築技術ってほんとすごかったんやな~と感心する。
もう一つ地球の歩き方によると、ジーンズの"デニム"と言う言葉、実はここニームから来ているらしい。
織物産業が盛んだったニーム製の生地は丈夫で評判が良かったそう。
de Nimes(ニームの)がアメリカに渡りデニムとなったとか。
この日はお昼の残りと簡単なものを買って食べ、早めの就寝。
翌日はお昼前までゆっくりし、世界遺産のPont du Gardを見に行く。
ここでいらないお金を払ってしまいかなり落ち込むわたくし。笑
去年からバスなんかで来て駐車場を使わない人にはお金を取らなくなったそう。
なのに入口にあるインフォメーションには橋+ミュージアム=一人7ユーロて書いてたのね。
着いた時にはインフォメーションに人いなかったし、同じバスに乗ってた人も普通に奥へと進んでいくからそのまま行ってれば良かったのに、ふぁーふぁがトイレに行くと言いまた戻る。
その後もう一度インフォメーション見てみると人が戻ってるたからチケット買うか~となって買ったんやけど、その後橋に行ってみるとチケットチャックする人なんかいない!
結局はただのミュージアムのチケット買わされただけ…。
このミュージアムってのがほんとおまけみたいなもので(車で来た人から取る駐車場代の特典みたいなもの)、撃沈。
完全に引いてない熱と暑さにイライラマックスなわたし。
節約の旅なのに、アイストリプルでも食べれるやん、だまされた、何で橋のチケットか聞いてくれへんのよと散々文句を言いまくる。笑
あぁ、今思えばかわいそうなふぁーふぁ。
ふぁーふぁのせいじゃないのにね。
これまたすばらしきローマ時代の水道橋の思い出は、なんだかちょっとやさぐれたものになってしまったのでした。苦笑
ぷりぷりしながら撮った最初の一枚。
川はビーチのようになってて、泳いでる人もちらほら。
反対側からパシャリ。
市場で買ったおいしい生ハムで作ったサンドイッチを頬張り徐々に機嫌回復。笑
カヌーもできるみたい。
帰り際また気分が悪くなりながらも、無事にニームに戻ってくる。
この日は日曜日で、町は静か。
フォンテーヌ庭園にお散歩。
夜は行こうと予定してた中華レストランがまさかの臨時休業…。
仕方なく入ったピザレストランではかなり待たされる。
体調が悪かったのは完全に自己責任だけど、この町には歓迎されていないのかな~と感じてしまったニームの町なのでした。
つづく